3章 ページ16
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私の身の上話が長くなってしまって申し訳ない。
今現在29歳になった私は使用人としての職歴は長くなり、後輩という存在も出来た。
移りゆく時の流れに乗っても変わらないことが1つある。
それは今も尚こうして夜になるとあの日のように縁側に座って悟様を待っていることだ。
今日も今日とて夜風に当たりながら足をぶらぶらさせていると、とたとた走る足音が聞こえてくる。
振り向くと、仕えた頃から仲良くさせてもらっている先輩だった。
何か思い詰めた表情をする彼女は隣に座ると否や耳打ちをした。
「ねぇA、たった今聞いた話なんだけど悟様が封印されたって……」
『は、？』
*
*
*
風の便りで、悟様が呪術高専の教師になったと知ったのはつい最近のこと、しかしすでに彼が就任して数年が年月が経過していた。
なにゆえ、悟様についての噂を耳にするのが遅いのだろうか。
その間にあった、新宿・京都百鬼夜行や宿儺の器に関しての方が噂として私の耳にいち早く入ったのに。
悟様は大丈夫だろうか・健康に異常はないだろうか、心配が心配を生んで胸のざわめきがおさまらず、
逃げるように呪力の受け渡しを練習していたこの数年。
しかし、
今、彼女はなんと言った？
両肩を掴み、その事をもっと詳しく話すよう問いただした。
再び呪術界を揺るがす渋谷事変が起き、
首謀者はかつて呪術高専を追放された特級呪術師・夏油傑及び夏油と手を組む特級呪霊たち。
呪霊からも恐れられている強さを持つ最強の呪術師である悟様を封印したいがために特級呪物の獄門疆を使ったらしい。
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タバスコ子(プロフ) - ホノハさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。コメントありがとうございます( ᵒ̴̶̷̤-ᵒ̴̶̷̤ )更新遅めですが待っていてくださると嬉しいです( ･ ･̥ ) (7月9日 12時) (
レス) id: 0cdd62a25e (このIDを非表示/違反報告)
ホノハ - 続き楽しみです(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2023年5月3日 15時) (レス) @page29 id: 87f020705d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タバスコ子 | 作成日時：2022年10月31日 5時
