これから私は ページ10
そう、なるようになるさ！
だから笑っていよう、それが私なのだから！！
｢あ、その事なんだけどね。一先ずはあの謎の声に言われた事を、試してみてもいいのかなって思ったんだ｣
｢あの声に？｣
｢うん、Aさんがこの世界に来させられた可能性として、あの声の主が君に誰かを助けてもらう為なのかなって思って｣
｢なるほど…、確かに一理あるね｣
｢Aさんが大丈夫なら、やってみる価値はあると思うんだけど、どうかな｣
｢もちろんやるよ！！このままだと何も変わらないし、せっかくなら出来ること全部試して、思いっきりこの状況を楽しんだ方がいい！｣
｢！Aさんって強いんだね｣
｢え？強くなんてないよ。ただ、いつまでも悩むのが嫌なだけ｣
そういって、また私は豪快に笑った
それにつられたように緑谷も、そっか、と言って微笑んだ
｢さーて！そうと決まれば、まずはヒーローにならなくちゃ、ってどうやってヒーローになれるんだ？｣
｢あ、それならヒーロー科に入ればいいよ！｣
｢え、そんな学科あるの？｣
｢あるよ！じ、実は僕もヒーローになりたくて、ヒーロー科のある雄英高校目指してるんだ…！｣
｢え！ヒーロー目指してるの？凄いじゃん！｣
｢あ、ありがとう！でも、僕は他の人と違って、個性がないから…なれるか………｣ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
｢え？それなら私だって個性？っていうのないよ？｣
｢え？！｣
｢だって、私の元いた世界、個性なんて存在してなかったし｣
｢あ………｣
その話を聞いて緑谷は口を閉じた
そして、言葉の代わりに顔に浮かんだのは、驚き、喜び、感動、同情、共感、果たしてどれが正解だったのだろうか
｢そっか…、じゃあ僕と一緒だね｣
｢はは！個性が無い同士、一緒に頑張ろ！｣
｢うん！！！｣
その時の緑谷くんの顔は、とても輝いていたように感じた
｢あれ、そう言えば、何か忘れてるような………｣
そして思いだした
｢あ｣
｢どうしたの？｣
｢学校の登校時間すぎてる！！！！！｣
｢あーーーーーっ！！！！！｣
異世界生活の１日目、とても散々でバタバタだったけど、唯一の理解者である友達ができました
そして、目標が決まった
私、A Aは
異世界でヒーローになります！！
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オムライスみー。(プロフ) - え？終わっちゃうんですか？面白いです！むちゃくちゃ言うけど続き書いて欲しいです･･･ (2018年10月31日 19時) (
レス) id: 0c5aa7b868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻白 | 作成日時：2017年7月2日 19時
