緑のもじゃもじゃ少年 3 ページ9
｢………………｣
｢はは、ね？おかしいでしょ？｣
話終わったあとの沈黙が気まづくなった私は、薄く自嘲した
｢まぁ、こんな突拍子もない話いきなりされても困るよね！｣
｢いや、もしかしたら誰かの個性のせいかもしれない………｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
｢え？｣
緑谷｢もし誰かの個性によるものだとすると、記憶を改変させるようなものじゃないと納得がいかない、でもマンホールに落ちたあとの謎の誰かの声は何だろう、しかも"助けてあげて"って？もしかしたら、その声の主がAさんの記憶を個性で変えたのかな。そこまでして改変させる理由は………｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
｢えっと…、緑谷くん………？｣
｢いや、でももしAさんの言っていることが本当だとしたら、世界が複数個存在するってことになる。ほかの世界から何らかの方法で僕達のいる世界に来たとしたら、なんでAさんの家族が存在しているのかがわからない。もしかしたらパラレルワールドってことなのかな、そうしたら僕達の世界にいたAさんは入れ違いになるよね。でも誰かを助けるためにAさんの力が必要なら別に元々いるAさんに助けを求めた方が自然…………｣ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
｢みどっ…………｣
｢その二つ可能性を両方踏まえたら、謎の声の主の個性で、別の世界にいたAさんを家族ごと呼び寄せて、家族だけ記憶を改変させた、目的はやっぱり誰かを助けようとして呼び寄せたってことになるけど＿＿＿＿＿＿＿｣
｢緑谷くん！！！！！！！！｣
｢っわぁ！！！！！！！！｣
｢よかった！緑谷くん戻ってきた！！！！｣
｢え？あっ！！！ごめん！考えに夢中になっちゃって……！｣
｢ううん、そこまで考えてくれるなんて思ってなかったし…ありがとうね｣
話を聞いてもらうだけでも有難いのに、真剣に考えてくれるなんて…
緑谷くんには感謝しなくては
｢いや僕はそんな…、解決できた訳じゃないし…｣
｢まぁ、解決できた訳じゃないけど、緑谷くんのおかげで戻れる可能性はゼロってわけじゃないってわかったし、一周まわってこの状況飲み込めたからね！！きっと、なるようになるでしょ！｣
あはは！と豪快に笑って見せた
そう、きっとなるようになるさ！
だから笑っていよう、それが私なのだから！！
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オムライスみー。(プロフ) - え？終わっちゃうんですか？面白いです！むちゃくちゃ言うけど続き書いて欲しいです･･･ (2018年10月31日 19時) (
レス) id: 0c5aa7b868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻白 | 作成日時：2017年7月2日 19時
