自分たちのやるべきこと ページ33
｢第一歩…！これを…掃除…！？｣
周りを見渡す、そこには見渡す限りのゴミ、ゴミ、ゴミ……
｢全部…！？｣
｢が、頑張れー…｣
｢緑谷少年は雄英志望だろ？｣
｢はい！？はい！！！雄英はオールマイトの出身校ですから…行くなら…絶っっ対雄英だって思って…ます！｣
少し照れながらも自分の思いを語る緑谷くんに、つい私もにやにやしてしまう
本当に大好きなのだ、目の前のヒーローを、この少年は
｢行動派オタクめ！！｣
｢本当にオールさん大好きだねぇ｣
｢え、へへ…｣
｢前にも言ったが"無個性"でも成り立つような仕事じゃない、悲しいかな現実はそんなものだ、ましてや雄英はヒーロー科最難関！つまり…｣
やはり、この世界で"雄英高校"というのは現実世界で言う、東〇大学やハーバー〇大学のような超難関校なのだろう
｢入試当日まで10ヶ月で身体を完成させなきゃ………！｣
｢そこでこいつ！！私考案！！『目指せ合格アメリカンドリームプラン』！！！！｣
一体どこから出したのか分からないが、その手には数枚の紙が握られていた
｢！？｣
｢(一体どういうネームセンス…？)｣
｢"課題"をより確実にクリアする為のトレーニングプランだ！生活すべてをこれに従ってもらう！！｣
｢寝る時間まで…｣
｢ぶっちゃけね超ハードこれ、ついてこれるかな！？｣
｢〜〜〜〜〜そりゃもう……！！
他の人より何倍も頑張らないと僕はダメなんだ……！！！｣
こうしてオールマイトによる緑谷の地獄の10ヶ月が幕を開けたのだった
早速緑谷くんとオールさんはトレーニングに勤しんでいるようで、私は二人に少し話をしたかったが、邪魔をしてはいけないだろうと思い、声をかけるのを断念するしかなかった
緑谷くんは緑谷くんで、自分のやるべきことをやっている
私は私で、頑張らなくては
Aは体のこりを伸ばすと、二人の邪魔をしない程度の声の大きさで
｢よーしっ！"個性"の練習、始めるとするかな！｣
と、意気込むのであった
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オムライスみー。(プロフ) - え？終わっちゃうんですか？面白いです！むちゃくちゃ言うけど続き書いて欲しいです･･･ (2018年10月31日 19時) (
レス) id: 0c5aa7b868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麻白 | 作成日時：2017年7月2日 19時
