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. 爆豪side
切「お？バクゴー？」
後ろから聞こえてきた声で はっと我に返る。
切「なんだよもう帰ったかと思ってたわ〜」
ガシ、と肩を組まれ うるせぇ とだけ返しておく。
切「ん？帰んねーの？」
尚歩き出さない俺に違和感を感じたのか 横から覗くコイツはいつもと変わらねえ。
「ﾁｯ、クソが」
何がだよw とか言ってるコイツを横目に後ろを見るが、授業後の騒がしさがあるだけで さっきの奴の姿はなかった。
って 俺はなに気にしてんだ。
あんなの何でもないだろ。
「クソ髪。さっさと帰るぞ。」
そう言って前を歩き出した時 左足が何かを踏んだ。
「あ？」
すっと足をどけるとそこには淡いピンクのハンカチ。
... これぜってぇさっきの奴んだよな 。
切「だからさっきからどーしたんだよ爆豪？」
咄嗟にそれを掴んでポケットに突っ込んだ。なんでそんな事したのかは分からねえ。
切「？ 頭でも打ったか？」
「うっせえクソ髪！！てめえこそそのクソみたいな髪何とかしたらどーだ？あ？」
確かにさっきからの俺はらしくねえ。
自分でも分かってるから余計に分かんねえ。
そんな自分にイラついてきて ﾁｯ と盛大に舌打ちを鳴らす。
「あとお前、、」
「俺より前に歩くんじゃねえええ！！！」BOOM
、、さっきんことは忘れた方がマシだ。
無かったことにしようと決め 再び歩き出す。
＿＿＿ ポッケに突っ込んだことを忘れたまま。
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作者名：ぷっちん。 | 作成日時：2018年9月18日 20時
