感情を忘れ、ヒーローが好きじゃないヒーロー【ヒロアカ】 (ページ47)

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44話ページ47

…どんなヒーロー像…ね

『…僕はヒーローになんかならない』

飯「ヒーローにならない？じゃあ、君はどうして雄英に来たんだ？」

どうして…って言われてもね…

『それは、僕もわからないよ
親が…決めたことだから』

飯「そうなのか！君の親はプロヒーローなのか？」

『そうだよ、プロヒーローだったよ』

飯「だった…？」

『もう、こんな話いいだろ…っ』

親の話ししたくないよ…っ

？「A！」

『！？』

…この声…

？「頑張れよ！折角雄英にいるんだからさ！思いっきり暴れろ！」

『…にい、ちゃん…なんで…』

兄「きっと、母さん達も空から見てるぞ…！」

『……そんなわけ』

あるのかな…

兄「まぁ、兎に角頑張れよ！！」

『…うん』

はぁ…なんで兄ちゃん来てるの…

意味わかんない…

飯「…優しい、お兄さんじゃないか…！」

『…まぁね』

飯「さぁ、再開しよう…！」

『…そだね』

と対戦し──

ミ「飯田君場外！
──相沼さん三回戦進出！」

その後爆豪君対切島君は爆豪君の勝利

マ「これでベスト4が出揃った！！」

…焦凍とか…

マ「お互いヒーロー家出身のエリート対決だ！

轟焦凍対相沼A！」

始めは…炎でいいか

マ「START！！」

『どうせ、氷、なんでしょ』

焦「お前は炎だろ」

『まあね』

と、焦凍は氷、僕は炎使い続け

なかなか終わらず…

…抹消…使う…？

『…いや、まだ』

焦「…？」

その後も氷、炎、氷、炎とお互い使い続け

『はぁ…はぁ…もう、いい、よね…？』

とチラッと消太さんのいる所を見て
消太さんが僕の視線に気付いて頷いてくれたから…

『すぅ…はぁ…』

焦「(目の色変わった…？何か来る…！)」

『…すぅ…はぁ…』

焦「……」

ﾀﾞｯ

と焦凍の元へ駆け出し
ｽｯと焦凍の身体に触れる

"抹消"

焦凍に抹消の個性を使った…

使った後、さっき居た位置へ戻る

焦「…？」

『…まだまだだよ…焦凍』

焦「…ああ」

と焦凍が個性を使おうとした瞬間

焦「…！？」

個性が使えなくなった

『残念だったね』

僕は炎を円を描くように纏い、１箇所だけ炎がない

つまり、焦凍は炎がない所を通るしかない状態にしてやった

焦「…降参」

ミ「轟君降参！
相沼さんの勝利！」

『…ふぅ』

…てかなんで僕こんな事やってるんだろう…←

ま、いっか…

その後爆豪君対常闇君の対決でかなりいい勝負だったが…常闇君降参し、爆豪君の勝利となった