感情を忘れ、ヒーローが好きじゃないヒーロー【ヒロアカ】 (ページ46)

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43話ページ46

焦凍side

"焦凍…"

緑「だから全力でやってんだ皆！
君の境遇も君の決心(••)も僕なんかに計り知れるもんじゃない……

でも…全力も出さないで一番になって完全否定なんてフザけるなって今は思ってる！」

" エ「立て
こんなもので倒れていてはオールマイトはおろか雑魚敵にすら…」

母「やめて下さい！まだ五つですよ…」

エ「もう五つだ！邪魔するな！！」"

…っ

轟「うるせえ…」

" 轟「嫌だよお母さん…僕…
僕お父さんみたいになりたくない
お母さんをいじめる人になんてなりたくない」

母「……
でもヒーローにはなりたいんでしょ？

いいのよお前は──…」"

お母さん…

"強く想う"将来(ビジョン)"があるなら──…"

緑「だから…僕が勝つ！！

君を超えてっ！！」

"焦凍見るな
兄さん(アレ)らはおまえとは違う世界の人間だ"

"お母さん…私ヘンなの…もうダメ子どもたちが…日に日にあの人に似てくる…
焦凍の…あの子の左側が時折とても醜く思えてしまうの

私…もう育てられない育てちゃダメなの…"

お母さんはあいつのせいで…

緑「君の！
力じゃないか！！」

"いいのよおまえは
血に囚われることなんかない"

いつの間にか、忘れてしまった

"なりたい自分になっていいんだよ"

お母さんの言葉思い出した瞬間左の力を使ってしまった…

轟「勝ちてえくせに……ちくしょう…
敵に塩送るなんてどっちがフザけてるって話だ…」

エ「焦凍ォオオオ！！！」

…クソ親父

緑「凄…」

轟「何笑ってんだよ

その怪我で…この状況でお前…イカレてるよ
どうなっても知らねぇぞ」

『焦凍！！』

！

『勝って！』

あいつの期待に応えなきゃな

轟「緑谷

ありがとな」

Aside

ミ「緑谷くん…場外
轟くん──…三回戦進出！！」

迎えは…いいな

多分エンデヴァーさん行ってるだろう

…次は切島君対爆豪君か

爆「死ねえ！！！」

死ねは言うんだ

勝者爆豪君で

次は…僕と飯田君の試合

…まだ抹消はいいか

マ「次はこいつらだぁ！
飯田天哉対相沼A！

START！！」

飯「相沼君！君と戦えて嬉しいぞ！」

『…そう』

飯「興味無さそうだな！」

そりゃー

『興味ないよ』

ヒーローに憧れてるんでしょ？君も

なんで…みんなみんな

『みんな！ヒーローに憧れるのかなぁ…？』

飯「それは…！人それぞれさ！俺は兄さんみたいなヒーローになるのを目標にヒーロー目指してる
君はどうなんだ？どんなヒーロー像映している？」