感情を忘れ、ヒーローが好きじゃないヒーロー【ヒロアカ】 (ページ42)

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39話ページ42

…まあ、いいか…

…！

轟「……邪魔だ」

エ「醜態ばかりだな焦凍」

エンデヴァー…さん

エ「左の"力"を使えば障害物競走も騎馬戦も圧倒出来たハズだろ」

まぁ、そうだろうな…

エ「良い加減子どもじみた反抗をやめろ
おまえにはオールマイトを超えるという義務があるんだぞ」

焦凍に嫌われるのはそこなんじゃないかなあ…

エ「わかってるのか？兄さんらとは違うおまえは
最高傑作なんだぞ！」

轟「それしか言えねえのかてめェは…
お母さんの力だけで勝ち上がる
戦いでてめェの力は使わねぇ」

エ「学生のうち(いま)は通用したとしても
すぐ限界が来るぞ」

…これはわかるけど…僕も頑張らないとな…

『…始まるよ…行ってきな』

轟「…あぁ」

と轟は場内へ歩いていった

エ「……A」

『っはい？』

エ「抹消の方は使わないのか？」

『…多分、使うと思います』

エ「ほう…使うとしたらどの場面で使う？」

……それは

『焦凍…と当たった時に辛いと思ったら使おうと…』

エ「そうか
頑張れよ…A」

『…はい』

とエンデヴァーさんは観客席に戻っていった

マ「お待たせしました！！続きましては〜こいつらだ！」

始まる…

マ「優秀！！優秀なのに拭いきれぬその地味さは何だ！
ヒーロー科瀬呂範太！！」

瀬「ひでえ」

マ「対
2位･1位と強すぎるよ君！
同じくヒーロー科轟焦凍！！

START！」

瀬呂君は始まってすぐセロハンを出して焦凍を捕まえて場外に出そうとしてるんだろうけど…

轟「悪ィな」

キイン

と焦凍の氷が馬鹿でかい…
こりゃ、イラついてるなぁ…

ってかミッドナイトも半分凍ってる…

ミ「瀬呂くん…
……動ける？」

瀬「動けるハズないでしょ…痛えぇ……」

ミ「瀬呂くん行動不能！！」

どんまい…
と会場中にコールがかかる

轟「すまねぇ…やりすぎた

イラついてた」

と瀬呂くんを動けなくしてる氷を解除した

ミ「轟くん二回戦進出！！」

次は僕か…

『…焦凍お疲れ様』

轟「…あぁ」

『イラついてたんでしょ？』

轟「…あぁ」

と抱きしめ合いながら会話してる←

『……ここで待ってて、次僕だから』

轟「…あぁ」

…焦凍さっきからあぁしか言ってないけど…

それに少しずつ抱きしめる力が強くなってる…

『…さて、もうそろそろ行くかな…離して』

轟「…ん」

『じゃ、行ってくるね』

轟「頑張れよ」

『うん』

マ「ステージを渇かして次の対決！！」

すぅ……はぁ……

と深呼吸してステージに登った