30話 ページ33
相「当然名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる
時間は有限プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ
年に一回…計三回だけのチャンスヒーロー志すなら絶対外せないイベントだ！」
…ヒーローになりたくない僕は…どうしたら、いいのだろうか…
そして、四時限目のセメントス先生の授業終わったのと同時に教室内がうるさくなった
今日は…屋上で食べよ…
──in屋上
なんで、体育祭ごときで盛り上がれるんだろうね…
出なくていいかな
観客席…いや、どうせならマイク先生のいる所で見てよ…
『はぁ…』
ここ、誰もいなくて楽…
改めて眺めると…綺麗…なのかな
ここから飛び降りたらすぐ死んでしまう…
？「なんだ、先客がいたのか」
『…！』
誰…
？「お前…」
『ぁ……』
？「…中学、以来だな…相沼」
『……』ｺｸｯ
？「個性、かけてねぇよ」
『…わかった…
久しぶり…心操くん』
心「あぁ…」
心操くん…久しぶり…に、会った…
中学以来だよ…ほんと
中学の時唯一話してた…ってわけではない
クラスが一緒なだけで1、2回しか喋った事がない
でも、根は良い奴
ｷ-ﾝｺ-ﾝｶ-ﾝｺ-ﾝ
心「…昼休み終わったか」
『うん…じゃぁ、また今度』
心「あぁ」
その後授業受け放課後帰ろうとしたら
麗「うおおお…」
やけに騒がしいな…
麗「何ごとだあ！！！？」
峰「出れねーじゃん！何しに来たんだよ」
爆「敵情視察だろザコ
敵の襲撃を耐え抜いた連中だもんな
敵情視察ね…
爆「意味ねェからどけモブ共」
心「どんなもんかと見に来たがずいぶん偉そうだなぁ」
…心操くん
心「ヒーロー科に在籍する奴…いや、相沼以外の皆はこんななのかい？」
爆「ああ！？」
心「こういうの見ちゃうとちょっと幻滅するなぁ
普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴けっこういるんだ
知ってた？
体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって」
そんな事も出来るんだ
心「その逆もまた然りらしいよ……
敵情視察？
少なくとも
『宣戦布告』しに来たつもり…って被せんなよ…相沼」
『言うと思ったから、言っただけ』
心「そう、だけど相沼、お前にも負けねぇよ」
『…うん』
その後B組の人も来た…うるさい人だったな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒緋羅(プロフ) - この小説の相澤先生がイケメン過ぎて辛い。なんかもう、ハゲそう。← (2018年9月10日 20時) (
レス) id: 35794f6b65 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：浅沼恵太郎 | 作成日時：2017年9月29日 17時
