感情を忘れ、ヒーローが好きじゃないヒーロー【ヒロアカ】 (ページ15)

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13話ページ15

轟「ご飯準備出来てるから食べるぞ」

『…うん』

冬「あ、上がってきたのね！
ご飯どの位にする？」

『あ、少なめで』

冬「少なくて大丈夫なの？」

『はい…あんまり食べないので…
この量だったら少なくて大丈夫です。』

冬「そっか！
焦凍はいつも通りでいいよね」

轟「おう」

美味しそう…

『「「いただきます」」』

ん…美味い…久々に手料理食べた…

冬「口に合うかな？」

『はい…！とても美味しいです…！』

冬「ふふ笑それはよかった」

ご飯もいただいて…後は寝るだけなんだけど…

『なんで…こういう寝方にするんだ…』

轟「いいだろ…別に
こうしたい気分だったからだ」

今どうなってるのか
それは1つの布団に二人で入ってて轟君の抱き枕になってる…

『仲良い訳でもないのに…』

轟「これから仲良くなればいいだろ」

『…ｯ』

轟「相沼…？」

『な、何…？』

轟「名前で呼んでもいいか？
苗字だったら堅苦しい」

名前…呼び…

『…いい、よ…』

轟「ありがとなA」

『うん…』

轟「そういえば…今日の午後の基礎学、居なかったんだ？」

ｯ！

『…そ、れは…別に…』

轟「…？」

『…た、体調、悪かったから…』

ズル休みなんて言えない…

轟「…大丈夫なのか？今。体調」

『大丈夫…』

轟「ん」

騙せたかな…？

『……』

轟「寝るぞ」

『うん』

いや、寝れるわけ

目瞑ってみたけどだめだ…寝れない…

男子とこんな近くにいることなんて滅多にないから…

轟君には悪いけどこっそり抜けて

窓の近くに行って空を眺めた

『…今日は三日月か…』

後何日で満月なんだろう…僕…満月好きなんだよね…

轟「んっ…」

！

轟君の声聞こえたと思ったら寝返りしただけだった

『…ﾌｩ…』

ｶﾞﾗｯ

『！』

「ん？

誰だお前は」

この声は…確か…

『あ…雄英高校1-A組…相沼Aです。
お邪魔してます』

「焦凍と同じクラスの奴か
エンデヴァーだ。」

やっぱり…

エ「で、なんでここにいる？」

『えっと、、、僕が道端で倒れてたらしく、そこに冬美さんが拾ってくださって…それで泊まらせております。』

エ「ほぉ…少し話せるか？」

『はい』

No.2と話すとか怖い…

連れてこられたのは

エンデヴァーさんの部屋だった

『えっと、、、今日帰って来ないと聞いていたんですが…？』

エ「あぁ…少し早く仕事が終わったから帰ってきた」

『そうなんですか
お疲れ様です』

大変なんだな…ヒーローって…