感情を忘れ、ヒーローが好きじゃないヒーロー【ヒロアカ】 (ページ14)

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12話ページ14

轟「ああ。」

『いいなあ、お姉さん…そういえば…寝言言ってなかった？』

轟「お母さんと行かないでとは言ってたな」

『！』

轟「それが、どうした？」

『ううん、何でもn「ただいまー！」……』

姉さん声でけぇ…

轟「はぁ…玄関行ってくる」

『あ、僕も行く』

轟「ん」

轟「おかえり姉さん
…それと、起きた…」

『すみません、お世話になりました』

轟姉「いやいや、大丈夫だよ！
道端に倒れてたら心配になるでしょう？」

轟姉「取り敢えず起きて良かった
今日はもう泊まっていきな。こんな夜道に外に出すわけにはいかないし。」

『…はい…ありがとうございます』

姉さん…まじで言ってるのか…？

轟「部屋、どうすんだ…？」

轟姉「んー、1日だけだし、焦凍の部屋でいいんじゃない？」

『……』

轟「俺は気にしねえ
お前は、『僕も気にしないから平気』」

轟姉「おっけー、私の服貸すから着替えちゃおうか

流石に制服では寝づらいと思うし」

『…すみません…色々と…』

轟姉「いいのよ！
そういえば、焦凍今日お父さん帰って来ないからね」

轟「！おう」

今日アイツ帰って来ねぇのがありがてぇな

轟「……」

『……』

出会って間もない俺たちにしたら無言はつれぇ…な

冬「Aちゃん先にお風呂入っちゃいなー
ご飯まだだからさー」

『はーい』

轟「…場所…わからねぇよな
教える」

『…ありがとう』

貴方side

轟君の家広…和風な家だな…僕の家とは全然違う…

轟「…ここだ」

『分かった…1時間入ってるかもしれないから…時間過ぎてたら教えて…』

轟「1時間も入ってるのか…？」

『…うん』

轟「分かった
逆上せるなよ」

『…うん』

風呂も広いなぁ…1人でこんな広いのは…無理だな…

1人…独り…か…

『…会いたいよ…お父さん…お母さん…』

置いて行かないって言ってたのにな…結局置いてった…

僕もそっちに行っちゃだめ…？

──ダメだよA…

──そうよ…

お父さん…？お母さん…？

──私達の分まで…生きて…

お母さん…？なんで…いるの…？

──消太君にもよろしく、伝えておいてね…

──じゃあね…A…

お父さん…お母さん…！

なんで…

『…あっつ…上がろ』

逆上せそう…

お風呂から上がって…居間に行こうと戻っていたら…

『ここどこ』

迷子

え、どこここ

廊下長…

轟「…ここにいたか」

…轟君

『広すぎるよ…これ…』

轟「そうか…？」

『うん…』

広いわ…