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爆豪｢おい。｣
爆豪の声がして、顔を上げる。
A｢なに？｣
爆豪｢昨日のこと、覚えてろよ。
いつか、お前をぶちのめしてやるからな。｣
A｢やれるもんならどうぞ。
僕、眠いから、寝るよ。｣
そう言って、顔を下げた。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢私が〜〜〜〜〜｣
ん？
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢普通にドアから来た〜！｣
顔を上げると、オールマイトがいた。
A｢おー…｣
｢おっ、珍しいじゃん！
お前が授業始まる前に、起きてんの！｣
前の席の奴が、僕を見る。
A｢だれ？｣
上鳴｢あのなぁ、一応席近いんだし、覚えといてくれよ〜。
俺は、上鳴電気！神崎だろ？よろしくな！｣
だろ？って、自分も曖昧じゃんか。
A｢よろしく。｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢私の担当はヒーロー基礎学。ヒーローの素地を作るため、さまざまな訓練を行う科目だ。
早速だが、今日はこれ！戦闘訓練！
そして、入学前に送ってもらった個性届と要望に沿って、あつらえたコスチューム！着替えたら、グラウンドβに集まるんだ！｣
コスチュームに着替え、グラウンドβに向かう。
緑谷｢あっ、神崎く…ん？｣
緑谷は、僕のコスチュームを見て、はてなマークを浮かべた。
麗日｢それ、コスチュームなん？
てゆーか、真っ黒！｣
A｢黒が好きなんだよ。
あと、一応コスチューム。｣
飯田｢神崎君らしいコスチュームだな。｣
その声、飯田か。
確かに、みんないいコスチュームだと思う。
僕は、考えるのだるかったし、別にこれでも戦えるし。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢さあ、始めようか、有精卵ども！
君らには、これからヴィラン組とヒーロー組に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう。｣
みんな質問しすぎて、オールマイト困ってるじゃん。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢状況設定は、ヴィランがアジトのどこかに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている。
ヒーローは、時間内にヴィランを捕まえるか、核兵器を回収すること。
ヴィランは、制限時間まで核兵器を守るか、ヒーローを捕まえること！
コンビおよび対戦相手はくじだ！｣
みんながくじを引き終え、僕も引こうとする。
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢神崎少年！｣
A｢はい？｣
ｵｰﾙﾏｲﾄ｢君は、私としようか！｣
皆｢えぇ！？｣
A｢いいよ、別に。｣
緑谷｢いいの！？神崎君！
相手は、オールマイトだよ？｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年1月30日 1時
