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相澤｢神崎、お前後で職員室来い。｣
帰りのHRが終わり、帰ろうとすると、相澤にそう言われる。
A｢ダル。｣
そう呟き、帰る準備をして、職員室へ向かった。
A｢相澤いますかー？｣
相澤｢先生をつけろ。
なんで、呼ばれたか分かるよな？｣
A｢さぁ。｣
相澤｢はぁ…個性把握テストのことだ。｣
A｢言ったけど。
｢もし僕がその記録越したら、この後のテストしなくていい？｣って。｣
相澤｢俺は許可していない。｣
A｢あー、はいはい。僕が悪かったよ。｣
僕はそう言って、職員室を出た。
相澤side
神崎が職員室を出たあと、
ﾏｲｸ｢Hey！あの男子リスナー、めっちゃ態度悪かったな！｣
マイクが、俺の隣に座って、そう言う。
男子リスナー？
相澤｢マイク、まさか神崎のこと男だと思ってるのか？｣
ﾏｲｸ｢えっ！？｣
相澤｢あいつは、女の子だ。｣
ﾏｲｸ｢( ﾟдﾟ)ｵ-ﾏｲｶﾞｰ…｣
神崎A…か。
見込みはある。
まぁ、いつか本気になってくれるだろう。
そう思いつつ、仕事に戻った。
相澤side終了
次の日
A｢Zzz…｣
ﾏｲｸ｢Hey！そこのsleepyリスナー！この問題の答えは？｣
A｢…あ？｣
顔を上げて、黒板を見る。
A｢分からん。｣
そう言って、また頭を下げた。
相澤｢おい、起きろ。｣
相澤の声に顔を上げる。
A｢なに？｣
相澤｢お前、いつまで寝てんだ。もう昼休みだぞ。飯、食ったのか？｣
A｢あー、食べる。｣
そう言って、鞄からゼリー飲料を出して、飲む。
｢それで足りんの？｣
｢よかったら、僕達と食堂行かない？｣
同じクラスの子が話しかけてきた。
誰だ？
緑谷｢僕、緑谷出久。
よろしくね、神崎君。｣
麗日｢麗日お茶子です！よろしくね！｣
飯田｢俺は、飯田天哉だ。よろしくな、神崎君！｣
緑谷と麗日と飯田…
A｢神崎A。
悪いけど、僕少食なんだ。
だから、これだけでいいよ。｣
僕は、そう言って、ゼリー飲料を飲む。
麗日｢そっか。じゃあ、今度一緒に食べようね！｣
麗日、可愛いな。
3人が食堂に向かい、いつの間にか教室には僕1人になっていた。
…嘘だ。爆豪だっけ？あいつがいる。
しかも、超睨んでるし。
A｢…｣
僕は、ゼリー飲料のゴミを捨てて、机に突っ伏した。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年1月30日 1時
