行けばよかった… ページ6
は？
デブじゃない？
「デブじゃないよ！もう！失礼だよ！
チャンミン何でそう思ったの！」
あんたの言い方が悪いんだろ。
「ならガリガリだったんですか？
鶏ガラむすめになってましたか？…それはそれで
いただけないですね…かわいそうに。」
「違うよ！なんでそんな悪い方にばっか考えるんだ…あんなに仲良くしてたのに…」
「ユノヒョンの説明不足のせいだろ…」
あー…韓国から直に仕事に行ったから疲れたよ。
早く帰れて良かった…
ビールは…
「ユノヒョン…冷蔵庫にビールがありません。
…おかしいな…まだ二本あったはず…まさかマネヒョンが来て飲んだんですか？…」
「あー…ごめんね…僕だ。
昨日、なんか飲みたくなって…飲んじゃった。」
ユノヒョンが？…酒を飲みたい？…
「…ユノヒョン…何かきつい事でも
言われましたか？彼女、口が悪いですから…」
「別に何も…」
「…しばらく見ない間に老けたわね、とか…
昔よりたるんでブサイクになったね、とか…」
「言われてないよ！なんだよそれ！」
「相変わらず馬鹿っぽいね、とか
あ…ヒゲは剃って行きましたか？ヒョンは1日、3回は剃らないと青ヒゲアゴになりますからね。
泥棒コントみたいだとか言われましたか？」
「おまえいい加減にしろよ！それチャンミンが思ってる事だろ？！そんな事言われてないだから！」
…そうなんですか。
珍しくビールなんて飲むから…何か嫌な事でもあったのかと思ったが…
「なんかねー…ちょっと楽しくてね…
いい気分だったから…お酒飲みたくなったんだよな
あ、僕今から買ってくるよ。」
「いいですよ。そんなわざわざ…」
「いや、僕も飲みたくなったしすぐ行ってくる。
じゃあ待っててよ、走って行ってくるから！」
え？…僕も飲みたいって？…あ…
ほんとに急いで行っちゃったよ…
なんなんでしょうか…
気分がいいから飲みたいなんて…
ビール買って来てくれるのはありがたいけど
そんなに楽しかったんでしょうか…
なんだ…僕も行けばよかったな…
無理して韓国に行くより
…久しぶりに友達に会いに行ったほうがよかったかもしれないな…
おじさんも…わざわざ教えてくれたのに…
…なんか疎外感…ありますね…
僕が一番仲良しだったんですよ…
なのに…その僕がいかないで…
ユノヒョンに代わりを頼んだりして…
やっぱり友達がいのない奴だな…僕は…
…ユノヒョン僕の話したのかな…
なんて言ったんだろ…
もう僕の事忘れてたりしないかな…
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作者名：ネサラン | 作成日時：2018年4月6日 17時
