懐かしい？ ページ13
馬鹿！！
何やってんだよ！
何が面白いんだ！久しぶりに会うのに
ポンテギなんか渡して！
韓国なら見慣れてるから誰も驚かないけど
ここは日本なんだぞ！
日本人からしたらただの虫の缶詰なんだから！
Aちゃんが虫嫌いなの知っててやったんだなチャンミンなんて事したんだ！
Aちゃん怒ってるじゃないか！
「ほんとあんたって昔から悪知恵だけは働くのよ！
嫌がらせばっかりして！！性格悪いし馬鹿だし褒めるところが全然ないんだから！」
「………そうですか？」
チャンミン、早く謝れ！
謝って……
チャンミン？…なんで…嬉しそう？…
「相変わらず口が悪いですね。
馬鹿にからかわれたあなたはもっと馬鹿なんじゃないですか？」
おい！ちょっと！！
「何？！もういっぺん言ってみなさいよ！
ただじゃすまさないんだから！！」
「ただじゃない？お金でもくれるんですか？
ありがとうございます。」
「この馬鹿！！ふざけんな！！」
「痛っ！！何するんですか！蹴るんじゃないですよ！乱暴な女ですね！！」
「うるさい！！黙れクズ！！」
「やめろ！！痛いっ！
なんですぐ叩くんだ！痛い！今の本気で殴ったな？！怪力女！おまえほんとは男だろ！！」
「じゃああんたは女？！チャンミンちゃんって呼んであげようか？女みたいにネチネチして！あんたこそオカマなんじゃないの？！」
「なんだと？！もう一回言ってみろ！！
いくら僕でもただじゃすまさないぞ！」
「それさっき私が言ったよねー。同じ事しか言えないの？やっぱ馬鹿じゃん。馬鹿チャンミン！」
「馬鹿はおまえだ！！脳内筋肉女のくせに！
この馬鹿A！！」
…
…あ！だめだ止めないと！！
「こら！チャンミンやめろ！！もう言うな！
Aちゃんも落ち着いて！」
「変わらないねー…懐かしいけど…」
「おじさんも止めて！懐かしがってたらだめだから！チャンミン！！もう黙って！！」
「こらこらー。コーヒーさめちゃうよ。
はい、終わり。Aそのくらいにしときなさい。チャンミンくんも機嫌なおしてね。
コーヒー飲んで落ちつきなさい。」
「……すいません……」
「いいんだよ。久しぶりだからつい
楽しくなっちゃったんだよね。」
楽しく？…
「Aも謝りなさい。ね？
チャンミンくんわざわざ来てくれたんだから
これくらいで叩いたりしちゃだめだろ？」
「だって！」
「叩いたでしょ？謝りなさい。」
「……すいませんでした。」
…
昔のまんまだな…
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作者名：ネサラン | 作成日時：2018年4月6日 17時
