アルファテスト 4 ～Changmin (ページ5)

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そんなふうなら… ページ5

「え？今から？」

「はい。ちょっとだけ行ってきます。タクシーで行けばすぐだし…三時間は時間ありますから。」

「…いや…仮眠しなよ……そんな…倒れたらどうすんの…仕事はきちんとしなきゃ…」

「きちんとしてますよ？プロですから。」

「それは知ってるけど…」

この忙しい時に…空き時間使ってまで
コーヒー飲みに行く意味あるのか？

疲れてるだろうに…何かあってからじゃ遅いんだよ？ほんとに何考えてるんだ…

最近おかしいんだよチャンミンは…
疲れてるはずなのに文句も言わないし、いや、それはいい事なんだけど…

あんなに必死にカフェに通う意味がわかんないんだよ…コーヒーなんてどこで飲んでも同じじゃない？

いくらチャンミンが女の子大好きでも←ひどい

…

…ってやっぱり…そういう事だよな…

「今日はやめとけ。少し寝ろ。」

「いや、眠くないです。」

「だめだ。疲れてるはずだから仮眠しろ。」

「大丈夫ですから。」

そんな事言って顔色が茶色いじゃないか←いつもだ

今日はだめだ、たまにはヒョンの言うことも聞かさなきゃ。健康が1番なんだから。

「だめだ。」

「…ちゃんと時間までに帰りますから…」

「お前最近おかしいぞ。なんでそんなにあのカフェに行きたがるんだ。お前、Aちゃんには興味なかったんだよな。」

「…いや…」

「それとも彼女が来いって言ってるのか？
忙しい中無理してでも来いと。」

「違います！…いや僕が勝手に行ってるだけで…」

「なら行くな。」

「行きます…すいません…」

頑固だな…僕は意地悪で言ってるわけじゃないのに

こんなんじゃいつか仕事に支障が出るぞ。
もうすぐツアーもはじまるのに
わかってるのか？今は遊んでる場合じゃないのを

「…そんなふうなら…僕は応援できない。」

「え？…」

「チャンミンがどう思ってるのかは知らないが
僕は応援できない。
Aちゃんはかわいいけどお前にとって良くない影響があるなら僕は応援はしない。」

「ユノヒョン？」

「必要なら邪魔だってする。」

「ちょっと待ってくださいよ！そんな！」

「なら今日は行くな。わかったな。」

そんな顔してもダメだ。
たしかに彼女はいい子かもしれないけど
僕はチャンミンのほうが大事だ。
かわいそうだけど厳しくしないとチャンミンは僕の言うことなんて聞かないからな。

「……わかりました。」

ごめんな…だけど仕方ないんだ。
これ以上無理させるわけにはいかない。