やる気は認めるけどね ページ16
やりすぎ
ああ…それ…いや違うって…そこ早い
ためちゃだめなんだよ、すぐ右ってあーあ…
おんなじとこで詰まってるな
いったん休んで練習を…って聞かないしね…
「ああああああー！なんでできないかぁ！
コレ！これの！あああ！違う！」
きれてるし…自分にきれても仕方ないよ
だからさー…そんな詰め込んでやってたら
変なリズムで覚えちゃうからさー
「チャンミン…ちょっと休もうよ…それ癖ついてるからいったん抜かなきゃ…」
「下手な鉄砲もなんとやらですよ！僕は練習しなきゃいけないんですよ！」
でも、やりすぎ…
「頭冷やしたら？リズムおかしくなってきてる…
それにチャンミン下手じゃないだから。」
「なら何故できない？！何故？！
ヒョンはココ、ココできますよね！！」
「それはチャンミンが下手なんじゃなくて
僕がうますぎるだけだから。」
「嫌味か！自慢か！おっ！
僕の練習の邪魔をするんじゃねーですよ！」
これだもんな…
仕方ないじゃない僕ダンスはうまいんだから。
いーじゃないチャンミンは歌が僕よりちょびっとうまいんだからさぁ…
そりゃカッコいいとこ見せたいのはわかるけど。
そんな必死になったって意味ないよね。
頭冷やしたら自然とできたりするんだから。
ライブにやる気なのはいいけど
これじゃまわりが大変だよ。
うるさいし
うざいし…←…
後、僕に勝つとかってなんなの？
ダンスで僕に勝つ？
…
…無理だよねーそれは…←…
気持ちはわかるんだけどね。
あーああ…もう曲おんなじだから
頭にこびりついちゃったよ
間違えなくてすむけどさー
夢に出そうだよ…
「チャンミン！ご飯！ご飯食べに行こう。
ケータリングなくなっちゃうよ？」
「僕はいらないです。…ダイエットもかねて
昼食は抜きます…」
チャンミンが？！ご飯抜き？
「身体に悪いだから！ね？ご飯は食べよう！」
「邪魔するなですよ…それよりあんたも抜いたらどうですか？…なんか腹回りがブヨブヨですよ。」
ブヨブヨ？！なんてこと言うんだよ！
そんなことない！
せめてプヨプヨくらいにしてよ！
あーもう知らないからな！
僕は食べてくるからな！
ほんと可愛くない！
なーにが妥当ユノヒョンだよ！
勝手にしろ！
…でも…うーん…
「…チャンミン、あのさ、たぶんだけど…
チャンミンは半拍早いんだよ。カウントが少しずれてるんだと思う。もう1カウント遅くしてみたら？」
「1カウント…？あ…
……あ！こうか？！」
うんうん。できてるよ。
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作者名：ネサラン | 作成日時：2018年1月5日 23時
