虹色のシーズン【 3 】 (ページ7)

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episode.62 ページ7

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HR中も匡平くんが気になってチラッと横目で

見てみるけど明らかに機嫌悪そうな顔…

え、私なにかした？(泣)

頭の中でぐるぐる考えていたらHRが終わり

とりあえずご機嫌を伺ってみる…

主『匡平くんおはよう、どうしたの？なんか…怒ってる？』

匡『別に。お前さぁ…昨日奴のこと好きなの？』

主『え！いやいや、ただの友達だから』

匡『 …あいつ生意気な奴だな』

主『え、なんか言われたの？』

匡『この前男から絡まれたんだろ？あいつから聞いた。なんで言わねぇんだよ』

主『え、あぁいや別に言うほどの事じゃないでし

ょ、昨日男から絡まれた～とか普通言う？(笑)』

すると匡平くんははぁーってため息をつく

主『え？』

匡『なんかムカつくんだよ、あいつに負けてる気がして』

主『え、どういうこと？』

匡『とにかく、今日から絶対一緒に帰るからな』

主『う、うん分かったありがとう』

なんかよくわかんかいけど…匡平くん心配してくれ

てたのかな？

匡『あと…好きでもねぇ奴に思わせぶりな態度とん

じゃねぇぞわんこ』

主『ちょっとなによそれ私が男をたぶらかすみたい

な言い方～、しかも、わんこじゃないから！』

匡『お前がしっぽ振っていいのは俺だけだからな』

っていいながらなんか少し照れてるような感じで目

をそらす飼い主。

あ、私まで飼い主だなんて…

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