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episode.60 ページ5

ーー







主『 あ、一真さん! 』








山『 おう、えっとー あ、今日門のとこいたよな?』







主『 あ、そうなの!こちらは松嶋広斗くん中学の時

の1つ後輩なの、でもすごく仲良いお友達 』








広『 どうも。松嶋です。この方が?』








主『 そう、さっき話した山下一真さん 』








山『 どうも。Aに男友達がいたなんて初めて

知ったよ。中学からって事は… 』







主『 うん、私が苦しかった頃いつも広斗くんに話聞

いてもらってたの 』








山『 そうだったか ありがとな、松嶋くん。俺にとっ

ては大事な妹みたいなもんだから、お礼言っとく』








広『 いいえ、でもたった3ヶ月で音信不通になった

から必死で探しておととい再会しました(笑)』









山『 そうだったんだ 』








主『 あはは(苦笑)』








広『 あ、そうだ南高の先生ですよね?俺来年南高行

くつもりなので、よろしくお願いします!』








山『 あ、そうなんだ、待ってる 』









主『 え、本気なの?なんで?もったいないって頭い

いんだから』








広『 本気だよ?俺幸せは自分から掴み取りに行きた

いタイプだからね!』








主『 え?よくわかんないんだけど 』








広『 じゃ、おふたりともまた!』








山『 ありがとな、松嶋くんコイツの事送ってくれ

て、気をつけて帰れよ?』








主『 ありがと!またね!』









松嶋くんは帰っていった あの頃に比べたら少しだけ

身長高くなったような気がする後ろ姿を眺めた









山『 松嶋くん、随分やり手だな 』







主『 え?』







山『 てか、お前、やっぱ小悪魔だわ 』







頭にポンと手を置いてそんな事を言う一真さん







主『 え、なに?ふたりとも言ってる意味わかんない 』







山『 そういうとこだよ小悪魔 ほら、帰るぞ 』







って家に向かう一真さん








主『 えーほんとなんなのふたりとも〜 』







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作者名:ひなた | 作成日時:2019年5月9日 6時

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