episode.82 ページ27
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エ「 せーの！」
というエンドー君の掛け声でお誕生日の歌を歌ってくれた
匡「 消していいぞ 」
目の前にはケーキが差し出された。
ケーキの上のロウソクを吹き消すこと、小さい頃
からずっと憧れだった。
ダメだ…涙でケーキが滲む。
エ「 どうしたの？消していいんだよ？」
匡「 A？ 」
主「 ごめん(泣)なんか信じられなくて幸せだなぁ
って思って…本当にありがとう 」
ロウソクを吹き消すとみんないぇーいって盛り上がっ
てて一真さんと美和さんに至っては隣に並んで後ろの
方で保護者のように見守ってくれてる
なんて幸せなんだろう私
匡平くんがテーブルにケーキを置いてからこっちに向かってきた
匡「 泣くなよ(笑)笑え 」
ってほっぺをぷにーって広げてきた
すると周りから『ふぅ〜』と茶化されすこし恥ずかしかった
美「 も〜ほんとあんたら完璧じゃん！よくやった！！」
主「 え、美和さん知ってたんですか！？そういえば
なんでみんな私の誕生日… 」
エ「 俺ら知らないと思ったでしょ？(笑)」
主「 え、でも私誰にも……あ。」
視線の先にはドヤ顔をしている一真さん
エ「 山ぴょんが匡ちゃんに教えてくれたんだよ！
で、俺らで祝おうってなったんだ！」
主「 ありがとう 本当に嬉しい(泣)」
ナ「 Aっち！まじめっちゃかわいい！浴衣超
似合ってるし！」
主「 ありがとう初めて着たから不安だったけどそう
言ってもらえて嬉しい！」
エ「 ほんと！髪もアップにしてて超かわいい！な？匡ちゃん！」
匡「 お、おう 」
ナ「 照れんなよお前！」
匡「 は？照れてねーよ！」
美「 はいはい！じゃあ一旦そこまで！せっかくだか
らみんなで写真撮るよ！」
エ「 そうだね！みんなで集まって撮ろう！」
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作者名：ひなた | 作成日時：2019年5月9日 6時
