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体育祭が終わり普通の授業が始まった初日、ホームルームが終わってみんなが帰宅の準備をしている頃、2年A組のドアが勢いよく開かれた
ガンッ！！！！！！
「クソチート青髪外ハネ女はどこだァァッ！！！！！」
声のする方を見ると噂の爆豪勝己くん
クソ…チート…青髪…外ハネ…
…私のことか…？？？？(青髪で外ハネ)
いや、私クソじゃないし！！！！！(そこ？)
私を見つけ次第ズカズカと教室に入り、私の目の前までやってきた
「おいテメェ…俺と勝負しろ」
「え、嫌です…なんで」
「テメェを倒せば俺が雄英の1、2年の中で最強ッつーことになる！！」
「いや、意味わからんし無理だし」
きっと彼は自分の1位の取り方が不本意なのだろう、だから2年で1位の私に…
「オメエ、あのクソ舐めプ野郎と幼馴染みなんだってな」
「クソ舐めプ野郎とは？」
「あの半分野郎のことだよ！！！」
「…焦凍のこと言ってます！？！？」
「そうだよ！！！一発でわかれよクソアマが！！」
いんや、口悪ッ
年上のレディーに対する礼儀がなってないわね！
会話をする一方で、帰りの支度を整える私にムカついたのか、ガンッ！！！と机を殴り、私を威嚇する爆豪くん
「テメェまで舐めてンなよ」
「…結果が不本意なら、また焦凍に勝負を申し込めばいいでしょ？あなたの都合に私を巻き込まないでよ〜」
そう言って席を立ち、教室を出ると後ろから「ふざけんじゃねえクソが！！！殺すぞ！！！」と怒鳴られたが、無視をして玄関へ向かった
心の中で私は「うるさいバーカ！！！！」と叫んでいた(幼稚)
玄関口にはすでに焦凍の姿があった
「焦凍ぉ！おまたせ！」
そう声をかけるとこちらを見る焦凍
「？…なんか来てるぞ」
そう言われて後ろを見れば、ついてきている爆豪くん
「テメェ待てコラ！！殺すぞ！！！」
「ひぃ！ついてきてる！なんで！？」
「爆豪、なにしてんだ」
私の前に立ち、私を庇うように爆豪くんと向かい合う焦凍
我が幼馴染み、かっこいい！！イケメン！！
「クソ舐めプ…退け！！テメェが舐めた試合すっから、コイツに試合申し込んだんだよ！！」
「それは悪かった。A、行くぞ」
無表情で心のこもっていない謝罪をし、私の腕を引いて歩き出す焦凍
そして後ろでさらに怒鳴り続ける爆豪くん
まさにカオス
それからしばらく爆豪くんは私の元にやってきては「勝負しろ！！殺すぞ！！！」と言ってくる日々が続いた
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作者名：shiro | 作成日時：2020年4月8日 12時
