【ヒロアカ】ヒーロー志望ではありません。 (ページ4)

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月波vs爆豪ページ4

「場所はここで構わないかしら。」

合宿所から少し離れている開けた場所まで来ると、私は勝己の方を向く。

爆「お前…強いのかよ」

「さぁ？ま、いいわ。ルールは簡単、相手を地面に伏せた方が勝ち。」

爆「…」

「それじゃ…始めましょうか。」

その声とほぼ同時に勝己が私の目の前に現れる。

勝「女だからって手加減しねぇ」

勝己が私に殴りかかるが、それを避ける。

「遅いわ。」

そのまま私は体勢を低くし、下から蹴りあげる。

勝「がっ…」

「勝己の個性が分からないから安易に手を出せないわ…。」

後ろに一歩後退した、その時。

ﾋﾟｷﾋﾟｷｯ…

左足が凍っている。

轟「爆豪…！」

「……えっと、誰。」

轟「俺は轟。轟焦凍。ここで何してた」

「何って…私の実力を体感してもらってただけよ。なんなら焦凍もやっていいわよ？」

轟「…やる」

爆「なっ…」

「そう。ルールは簡単よ。相手を地面に伏せた方が勝ち。」

ﾊﾞｷｨﾝｯと音をたてて左足の氷が割れる。

「さて…再開といきましょう。」