秀才の妹51 ページ6
「1日に2回はこの薬を塗ってね。
包帯外すの大変だろうけど、女の子の体に火傷の跡が残るのはダメだからね!!
絶対、塗ってね！絶対だからね？いい？」
「は、はい…。」
病院で少し治癒をし、包帯を巻いてもらったあと
先生から薬を貰った。
何故か、塗れと念を押されてしまった。そんなに塗らないように見えるのか。
そして定期的に病院へ通うことになってしまった。
凄くめんどくさい。しかも1週間に1度。
どんだけだよ、と心の中でつっこんだが
まあ仕方がない。治るまでは頑張ろう。
やることが済み、やっと家に帰れることなった。
…のはいいのだけど、凄く気まずい。
と言っても、私が一方的に気まずくなっているだけではあるが。
なんだか、お兄ちゃんに合わせる顔が無かった。
きっとお兄ちゃんは、私が出久くんを止める為に駆け寄ったのを見ていた筈だ。
…でも届かなくて、目の前でお兄ちゃんが出久くんを助けていた。
凄く、自分が情けなかった。
それでも帰る場所は家しかなくて
とぼとぼと家に歩き出した。
いつもは長いと感じる道のりも
なんだかあっという間で、いつの間にやら家の前に着いていた。
…家に入ったら、速攻で部屋に戻ろう。
そうしよう。
そう決意し玄関の扉を開けた。
さあ部屋にダッシュ…
「オイ。」
「うげっ…!?」
…なんで玄関にいるんだよ、
お兄ちゃん…。
「居て悪かったな。
…聞きてぇことが「ごめん、疲れてるから…」
は、オイA!!」
お兄ちゃんの顔を見たら、更に劣等感のような物が溢れてきて
そのままドタドタと自分の部屋に逃げ込んでしまった。
ほんと、弱いな
私。
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どこかのラブライバー♀(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます。ありがとうございます、励みになります！更新遅くて申し訳ないです…!!頑張りますので、暖かい目で見守っていてください…！ (2018年5月24日 21時) (
レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品いつと楽しく拝見させてもらってます！更新楽しみにして待ってますね！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 357ba3e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのラブライバー♀(プロフ) - 8800さん» コメントありがとうございます。早く読みたいと言って下さり、凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年5月11日 22時) (レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
8800 - 更新頑張ってー！早く続き読みたいですー！ (2018年5月10日 20時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのラブライバー♀ | 作成日時：2018年5月7日 0時
