秀才の妹77 ページ33
そのままどんどん試合は進んでいった、
上鳴くんVS塩崎さん、勝ったのは瞬殺で塩崎さん。
あげく"ウェイ"などと呟いている上鳴くん。
見てるこっちが恥ずかしい。
心の中で"どんまい"とエールを送った。
--ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
ん？
なんだこれ、そう思い隣を見ると
「上鳴くんの"個性"も強力なハズだけど…塩崎さんは入試で4位の実力者…ツルか、シンリンカムイと同じようなものかな。
やっぱり拘束系は強いよなあ。破られてるのあまり見ないし…。
あの無数のツルを避けつつ、間合いを詰めるのは無理だから拘束を引きちぎったりとか力任せな対策しかないけど…。
ああでもそれをさせない為に手を縛りに来るよな、うーん…」
出久くんだ。
いつものやつ、と言ったら失礼だろうか。
でもそれが面白くて、愛おしくもある。
思わず笑みが零れた。
そしてそんな様子の出久くんに、お茶子ちゃんも気付いたようだ。
「終わってすぐなのに先見越して対策考えてんだ？」
「ああ!?いや!?
一応…ていうかコレはほぼ趣味というか…。せっかくクラス外のすごい"個性"が見れる機会だし…。
あ！そうそう
A組の皆のもちょこちょこまとめてるんだ。
麗日さんの"無重力"も!!」
今の状況を説明すると、私を挟んで2人が会話している…といった感じだ。
まあつまり、私が凄く邪魔。どいた方がいい…よね。
「あー…えっと…。
私、邪魔だよね、しばらくどっか行ってくるね。
席詰めちゃって平気だから。」
「え、Aちゃん!?し、試合は見ぃひんの!?」
「うん、じゃあ。」
「そっか…。またあとでね、Aちゃん。」
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どこかのラブライバー♀(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます。ありがとうございます、励みになります！更新遅くて申し訳ないです…!!頑張りますので、暖かい目で見守っていてください…！ (2018年5月24日 21時) (
レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品いつと楽しく拝見させてもらってます！更新楽しみにして待ってますね！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 357ba3e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのラブライバー♀(プロフ) - 8800さん» コメントありがとうございます。早く読みたいと言って下さり、凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年5月11日 22時) (レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
8800 - 更新頑張ってー！早く続き読みたいですー！ (2018年5月10日 20時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのラブライバー♀ | 作成日時：2018年5月7日 0時
