秀才の妹70 ページ26
「……まあ、別にいいけど。
ほら、次の種目発表されるよ、行こう？」
「Aちゃん…あんまり気にしない方が…いいと思うよ。」
「もういいってば。早く行こうよ…」
出久くんの言葉に逃げるように、私は3人の元から離れた。
今まで、下にいたと思っていた出久くんが
私を抜いて1位になった。
下にいたと思っていた…というのは、馬鹿にしているわけじゃなく
"私が守らないと"と無駄に正義感をもっていた故に出てきた言葉だ。
「予選通過は上位43名!!
残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい！まだ見せ場は用意されてるわ!!
そして次からいよいよ本戦よ!!
ここからは取材陣も白熱してくるよ！キバりなさい!!!
さーて第2種目よ!!私はもう知っているけど〜……何かしら!!?言ってるそばから…
コレよ!!!!」
先程と同じようにモニターに映し出されたのは、
"騎馬戦"の文字。またも不利な競技だ。
でもこれはチーム戦…組む相手によっては大逆転もできる。
こうやって、リレーで順位が低かった人も上に立てる場を与えたってことか。
「誰と組もうかな…」
「あんたら私が喋ってるのにすぐ言うね!!!」
あっ
き、聞いてなかった。
「ええそうよ!!そして与えられるPは下から5ずつ！
43位が5P、42位が10P…といった具合よ。そして…
1位に与えられるPは、1000万!!!!!」
---ﾊﾞｯ
その場にいた全員が、出久くんの方へ顔を向けた。
もちろん私も。
つまり…出久くんのを1個取れば、勝ち確…と。
これはもうやるしかないんじゃないか？
「上位の奴ほど狙われちゃう＿＿＿…
下克上サバイバルよ!!!!」
＿＿＿＿＿
お久しぶりです。作者です。
更新遅くなり申し訳ないです…スマホがぶっ壊れてスマホ変えて…などいろいろありまして…。
そしてやっとヒロアカ3巻を書き終え、ピッタリ70話になりました！
更新が空いてしまうことがまたあるかもしれませんが、頑張って書ききりますので、どうぞ応援よろしくお願いしますm(_ _)m
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どこかのラブライバー♀(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます。ありがとうございます、励みになります！更新遅くて申し訳ないです…!!頑張りますので、暖かい目で見守っていてください…！ (2018年5月24日 21時) (
レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品いつと楽しく拝見させてもらってます！更新楽しみにして待ってますね！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 357ba3e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのラブライバー♀(プロフ) - 8800さん» コメントありがとうございます。早く読みたいと言って下さり、凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年5月11日 22時) (レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
8800 - 更新頑張ってー！早く続き読みたいですー！ (2018年5月10日 20時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのラブライバー♀ | 作成日時：2018年5月7日 0時
