秀才の妹68 ページ24
さあさあ早く行かないと、そう思い軽快に走っていたのだが
目の前に大きな穴…というかまあ落とし穴というか。
まあ要は、大袈裟な綱渡り。
……にしても、どうしようか。
熱を使えば縄は燃えてしまう…。
地道に行くしかないか…
「先頭を行く爆豪A!!
既に第二関門に到着!!
兄だけじゃなく妹もやばいとか、どんな兄妹だよ!!!」
「マイク先生うるっさ…。
…かなり危険だけど、普通に渡るしかないよね。」
縄をしっかりと掴み、逆さまになりながらゆっくりと渡っていく。
追いつかれそうだ、と思っていると
「大げさな綱渡りね。」
梅雨ちゃんがひたひたと綱を渡っていた。
いや、普通にピンチ。
「フフフフフフ…来たよ来ましたアピールチャンス!!
私のサポートアイテムが脚光を浴びる時！
見よ、全国のサポート会社！
ザ・ワイヤーアロウ＆ホバーソール!!」
なんだなんだ、またよく分からない人が…
とにかく急げ、梅雨ちゃんにはもう抜かされてしまった。
まずい非常にまずい。
よいしょよいしょとゆっくりと綱を渡っていき、やっとの思いで第二関門を突破することが出来た。
かなり急いでいたので、まあ凄く抜かされたわけではないが、ちらほら追い抜かれていた。
…てか、お兄ちゃん前にいるし。
またか、また負けるのか。
まあいいや。
「そして早くも最終関門!! 隠してその実態は＿＿…
1面地雷原!!!怒りのアフガンだ!!
地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ!!
目と脚酷使しろ!!
ちなみに地雷！威力は大したことねぇが、音と見た目は派手だから、失禁必死だぜ！」
ここも私の個性は使えない。
…あーあ、また負ける。
ならもう抜かすことは考えずに、抜かされないようにしよう。
それでいい、それで。
そう思い、先程よりも重くなった足を無理やり動かし始める。
地雷をぴょんぴょんと避けながら順調に進んでいたのだが、前で大きな爆発が見えた。
あれは地雷じゃない、お兄ちゃんだ。
いいな、派手な個性で。
周りでも地雷を踏んだせいで、爆発が沢山起きていた。
もう気にしちゃダメだ、早く…そう思った途端
真後ろで、先程とは比べ物にならない爆発が起きた。
「な、なに!?」
突然の爆風に目を細め、後ろをみると
そこには何故か飛んでいる出久くんがいた。
「後方で大爆発!!?何だあの威力!?
偶然か故意か＿＿
A組緑谷、爆風で猛追＿＿!!!?」
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どこかのラブライバー♀(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます。ありがとうございます、励みになります！更新遅くて申し訳ないです…!!頑張りますので、暖かい目で見守っていてください…！ (2018年5月24日 21時) (
レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品いつと楽しく拝見させてもらってます！更新楽しみにして待ってますね！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 357ba3e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのラブライバー♀(プロフ) - 8800さん» コメントありがとうございます。早く読みたいと言って下さり、凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年5月11日 22時) (レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
8800 - 更新頑張ってー！早く続き読みたいですー！ (2018年5月10日 20時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのラブライバー♀ | 作成日時：2018年5月7日 0時
