秀才の妹62 ページ18
と、言っても練習をする前にやるべき事があった。
なんだかんだあり、腕のことについては後回しにしてきてしまった。
それに練習するなら、自分の体のことについても知っておいた方がいいだろうし。
ということで、相澤先生にひとり聞きに行くことにした。
そして今は職員室の前。
中学のころは規模も小さい故にサッと入れていたけれど、
雄英となると話は別だろう。
教師の数も多い、しかもプロヒーローの巣窟…そんでもってデカい職員室。
なにより、失礼があれば成績に響く可能性も無くはない。
どのタイミングであけよう…なんて言えばいいんだ…
心の中ではペラペラと言葉を並べているが、現実だと
汗をダラダラかきながら職員室前をウロウロする不審者だ。
これを見られる方がよっぽど成績に響きそうだ…。
よし、覚悟を決めろ爆豪A。
あのお兄ちゃんの妹だぞ!?いけるいける、大丈夫。
胸を手を当て、覚悟を決めた私。
よし、開けよう…と扉に手をかけた瞬間
---ｶﾞﾗｯ
「ぅひょえああああ…あ…あぁ…
あっ…。」
「さっきから何してんだ…。」
まさかの相澤先生のお出まし。
そして全部バレてた。
何故わかった…とは思ったが、もしこれが職員室にいる教師全員にバレてたら…。
「え、えーと…お、お話？てきな…。
いやほんと大したことじゃないんすけど…。」
「あー… ここで平気か？」
「も、もちろんです…手短に話しますと…。
腕のことです。
USJに敵が襲撃してきた時、私…両腕を火傷してたじゃないですか。」
「してたな…。」
「それの理由がわからないというか…。
火傷した時、私の近くには誰もいないし…そもそも動いてる途中になったし…？
なんでだろう…と…。」
とりあえず、大事な要点を掻い摘んで説明をした。
まあ掻い摘むほど長い話でもないのだが。
「1番考えられるのは敵だが、何か他になかったのか。
なんでもいいんだ。状況とかな。」
「えっと…死柄木に向かって走ってました。
個性で倒そうと…」
「……もしかしての話だが、1つ確認する。
確かAはキャパオーバーすると火傷、手が爛れる…この2つが起きるんだよな？」
「はい……あれ…。」
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どこかのラブライバー♀(プロフ) - 時雨さん» コメントありがとうございます。ありがとうございます、励みになります！更新遅くて申し訳ないです…!!頑張りますので、暖かい目で見守っていてください…！ (2018年5月24日 21時) (
レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品いつと楽しく拝見させてもらってます！更新楽しみにして待ってますね！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 357ba3e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのラブライバー♀(プロフ) - 8800さん» コメントありがとうございます。早く読みたいと言って下さり、凄く嬉しいです！更新頑張ります！ (2018年5月11日 22時) (レス) id: a5c38f8b66 (このIDを非表示/違反報告)
8800 - 更新頑張ってー！早く続き読みたいですー！ (2018年5月10日 20時) (レス) id: 2da2df1e9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：どこかのラブライバー♀ | 作成日時：2018年5月7日 0時
