あの子の秘密【Mashiho】 (ページ15)

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「別に…舐めてはないけど…。」

男C「あ？じゃあなんだよ？」

「バット持って暴れるって……そーとークソガキだなって(笑)」

男共「「ﾌﾟﾁﾝｯ」」

ちょっと小馬鹿にすると、男全員がキレ出した。

マシホ「えっ、ちょっと……あんま怒らせないほうが…。」

見学中のマシホは焦っている。

けど私は止まりませんぜ！！！！

「いや、だってさ？喧嘩っていうもんは普通素手じゃね？
いちいちバット持って戦ったらめんどくね？」

男B「おいお前ェ、さっきから聞いてりゃぁよォ？」

「てかそもそも？全員弱そうだし？素手で戦わない以前に弱そうだし？」

男A「…テメェ…」

「てかなにその服…(笑)〝喧嘩上等〟て(笑)
ガチウケるんだが…(笑)」

マシホ「会長ッ…やばいですって…。」

吉田「大丈夫だよ。いつもだから。」

マシホ「え…？」

村井「そうだよ。いっつも煽ってから戦ってるんだぜ？うちの会長さんはよぉ。」

石山「煽って、相手を興奮させてから戦うほうがやり甲斐があるんだとよ。」

マシホ「えぇ…。」

吉田「うちの会長、本気で強ェから、おもしれェ喧嘩しかしたくないんだって。最強だろ？(笑)」

マシホ「はい…。」

煽ってから喧嘩。

私の中の掟。

相手を怒らせてから戦うほうがおもしれぇじゃん！！！

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