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__EP.1 平凡じゃない、実は平凡でいたくない
A/ボラム「「ハナヤ〜！！」」
ボラムと一緒に、ドハの名前を呼ぶと振り向く。
「ドハッ！」
ボラム「ドハナ、ハイ！って意味！」
「キムハは？」
ドハ「キムハ？」
「うん」
ドハ「あそこにいた」
キムハがいるところを見るとミンと2人で楽しそうに話していた。
仲良さそうだなぁ…。
ボラム「ハナ！これ見た？」
そう言いながらキムハにスマホを見せる。
キムハ「これ何？？……私昨日から携帯壊れてて」
ボラム「そうなの？」
ドハと同時に自分のスマホを取り出して見る。
ボラム「ハナ、Facebookのタグがすごいよ」
Facebookを開くと、匿名で、“ ソヨン高校のハナが好き ” というのが。
私は18歳。
悩みのない年齢…
ミン「お前今日暇なんだろ？」
って言われてるけど…
ミン「デートする？」
「え？」
バシッ！
ボラム「ヤー！誰にでもデートしようって言うんだから……うぅ、あの口なんとかしてやんないと、」
ドハ「ほっとこ、元々だから。ね？A」
「そだね、笑」
ボラム「教育しときなよ、もしこの子(キムハ)と付き合ったら大変だよ」
キムハ「付き合うわけないでしょ」
ミン「俺もやだね、こいつはただの友達。女友達だ」
ボラム「はぁ？週末一緒に映画行ったくせに」
ボラムのその一言に、ドハと私は反応する。
ボラム「それに私だって彼氏とは元々友達だったんだから。男女の友情なんてないよ、
本当にあんたが書いたんじゃないのね？」
キムハ「好きな子がいるんだって」
ボラム「そうなの！？」
ミン「うん」
また反応してしまう、ドハと私。
うんざりするほど平凡なこの会話が
ボラム「ハナ？笑」
キムハ「違うよ、笑」
全く平凡じゃない話だ。
ボラム「あんたでしょ？これ書いたの」
ミン「実は………」
そう言いかけたところで、
〜 ♪
チャイムが鳴る。
ミン「……………CMのあと始まります、笑」
ボラム「あぁぁ、なによ〜…。ちゃんと言うまで聞き続けるからね！」
そう言って、ボラムはキムハの手を掴んで教室に戻る。
それにミンがついて行く。
ミン「A、ドハ〜、授業に集中しろよ、居眠りしないで、笑」
A/ドハ「うん、笑」
ボラム「Aー！ドハー！早く！」
．
続く
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作者名：サイコパスメリー | 作成日時：2019年3月8日 16時
