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コナン君を自宅に招き数冊のアルバムを机に広げる。
写真の中のひなたは笑っている表情がもちろん多いが、泣いた顔、むくれた顔様々な表情を見せてくれていてそ時々の思い出が頭をよぎる。
1人思い出に浸っていると横から小さな声が聞こえる。コナン君の声だ。
物音1つないこの部屋だからこそ聞こえたその小さな声は “やっぱりあの時の” とそう確かに言っていた。
あの時のって…何？
コナン君の年齢を考えてひなたに会うのは不可能。それなのにその会った事のあるような言葉は…。
拾ってはいけない言葉だった。聞いちゃダメな言葉だった。
こればっかりは察する事すら出来ないが、聞いちゃダメだとそれだけは察する事ができた。
それなら私は聞かなかった事にしよう。そうゆうのは得意だ。
『コナン君。この子がひなた。どう？何か引っかかりは解けた？』
「‼…う、うん。…この人ね。昔新一兄ちゃん達を助けてくれた人なんだ。新一兄ちゃんに聞いてた特徴も一緒だったし」
『新一兄ちゃんって…工藤新一君…だよね？』
「うん」
コナン君はアルバムを見てからずっと下を向いたまま。表情が見えない。
それにしても工藤新一君が…。
ひなたが小さい子を助けたのは知っていた。そのうちの1人が鈴木財閥のご令嬢って事も知っていた。残り2人いたのを知っていた。誰かは知らなかった。知ろうとしなかった。
まさかあの工藤新一君がその中の1人だったなんて。
あの子はそんな小さな時から事件に巻き込まれてたのか…。
『コナン君は確か工藤新一君の遠縁だったよね？…ちょっと待ってて』
「え？あ…うん」
ひなたが助けた子達が私を、ひなたの身内を探してたのは知ってた。
まぁ、警察と天下の鈴木財閥が本気出せばたかが小学生の身内なんてすぐに見つかるわけで、事件後すぐに警察と保護者が私の所へ来た。
私は会わなかった。
コナン君をリビングに残し部屋へ。
タンスの1番上の引き出し。その中の一部を手に取りコナン君の元へもどる。
正直コナン君に見せるようなものでもないけどなぜかコナン君には見せておきたかった。
『お待たせコナン君』
「なぁに？それ」
『名前も知らない、顔も覚えてない人達との手紙。差出人はK・Y/Y』
「K…Y、Y？」
『うん。よければ読んでみて』
手紙を受け取って中身を読むコナン君。すごく驚いてる。
さっきのコナン君の話でようやくどこの誰かわかったんだよ。
私、すごい人達と文通してたんだなぁ…。
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しじみ味噌汁 - 私よリクエスト書いていただいてありがとうございます！！最後の揃ったってとこでうるうるきちゃいました！！ (2019年3月19日 19時) (
レス) id: d6c76ef174 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 居なくならないって言いながら(TT)凄くうるうるです。だから、霊となってまで見守ってる感!!!凄く泣ける。更新頑張ってください！ (2019年3月17日 22時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
しじみ味噌汁 - 松田さんと夢主のやりとり大好きです！....書けれたらいいんですけど....もしもの話で警察学校組が生きてた場合のお話書けますかね.... (2019年3月17日 16時) (レス) id: d6c76ef174 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - めっちゃ面白いお話ですね！これからも更新応援してます！まさかの所でコナンくんと出会うなんて、、笑。そして盗聴器、、。笑 (2019年3月11日 21時) (レス) id: 85512324d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月6日 23時
