安室さん。降谷零さんを捜してください！

番外編 ｉｆ みんなが生きていたとした時のとある1日 4 ☆ ページ41

普通に話が脱線したのを安室さんの咳払いで注文にもどる。


『すみません。今日もハムサンドお願いします‼』

「飲み物は…今日はホットでいいですか？」

『？はい‼』

「…他の皆さんは」

「はいはーい‼俺、安室君のオススメがいーなー‼」

「じゃ、俺もそれで」

「俺も2人と同じにするか」

「…かしこまりました！カラスミパスタですね‼」

『あれ？いつもはハムサンド勧めてるのにどうしたんですか？』

「へー…いつもと違うんもん今日は勧めてんだ。俺、そっちのハムサンドにするわ」

「全員ハムサンドで‼」

『さっきからみんな安室さん見てる時ニヤニヤしてどうしたの？安室さんにめっちゃ失礼だよ』

「いやぁ知り合いにそっくりだったもんでな‼」

「ごめんね〜安室君」

「…いえ、気になさらずにコナン君はどうする？」

「僕オレンジジュースだけでいいや！蘭ねーちゃんがお昼作ってくれたからさっき食べたんだ」

「そっか。では、少々お待ちください」


今日は疲れてるのかな…やっぱりいつもと調子が…。


「A安室君の事見すぎ‼」

『え⁉』

「あいつは止めとけ。あーゆう奴は裏表激しいぞ」

「激しいというか別人？」

「でも良い奴じゃねーか」

『え？何？知り合い？ってか色恋云々で見てたんじゃなくて普通に心配で！いつもより疲れてそうだったし…笑顔が引きつってる』

「そりゃ引きつるだろうな。な、緑川君？」

「ははは…」


そういえば…


『緑川さんへの無意味な敵対心今日はないね』

「俺たち緑川君事誤解しててな‼やっぱ一緒に飯食うべきだよな」

『まだお冷しか飲んでないよ航君』


どのタイミングでその誤解が解けたのかはわからないけどみんながちょっと仲良くなってくれたみたいでよかった。お店でほぼ毎日バチバチされてたら他のお客さんに迷惑だし。

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