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ただいま居酒屋の個室。
私の目の前には尋問されてる諸伏さん。
あの後、諸伏さんの両脇を航君と陣平君でかためて背後に研二君の布陣で諸伏さんを拉 致。
逃げる事を諦めた諸伏さんは最後の足掻きで個室を要望した。
「だから警察やめて別の仕事に…」
「嘘だろ」
「嘘だな」
「嘘だね〜」
「…お前ら嫌い」
『…言えない事情とかあるんだろうからそっとしといてあげなよ』
「その子の言う通りだ‼」
この人素直なのかな。
「お前。それさっきまでの事嘘だって自白したと同時に配属部署ほのめかしたぞ」
「あ」
素直なんだなぁ。知らない振りの方がいいよね
『知られちゃいけない部署とかあるの?』
「んっん〜ないんじゃない?」
嘘下手かよ研二君。
「そ、それより。Aちゃんだっけ?こいつらとはどうやって知り合ったの?萩原のナンパ?」
「だから中学生をナンパはしないって‼」
『えっと…命の恩人と。命の恩人にナンパされてるところを助けてくれた人って感じで…アイアンクローは痛いよ陣平君』
「誰がいつナンパしたって?」
『冗談通じない男は顔が良くてもモテないよ』
「本当にどんな関係なんだ」
「家族だ‼」
『話を飛ばしすぎ』
「間違ってないだろ?お前は俺らの妹だからな‼」
『まぁ…うん』
「って事で諸伏もお前の兄貴だ‼」
「どうゆう事だ」
簡潔にみんなとの出会いを諸伏さんに話す。
まぁ陣平君と研二君との出会いは正直暗く重めな話だから諸伏さんもなかなかビックリしていたが航君と出会いの時は呆れられていた。
「さっきの説明の意味がようやくわかったよ」
『間違いではなかったでしょう』
「まぁ…うん」
気を使ってなのかなんなのか諸伏さんは事件の事については触れてこず。
こいつらの相手は大変だろうとそっちに話のピントを合わせてきた。
『それはもう…ほぼ毎週呼び出されるし』
「おい」
『でも、楽しいんで』
「A‼デレ期⁉」
『それにタダ飯にありつけるんで』
「妹に払わせるわけないだろ」
『航君のそういう素直なところ好きだよ』
「俺もAの事好きだぞ‼」
『…うん』
「俺も好きだよー‼」
『あーはいはい』
「冷たい‼」
「俺も好きだよ」
『はいは…い?…初対面ですよね?』
「照れないんだね」
『驚きの方がまさってその感情が追いつきませんでした』
「それは残念」
この人…キャラが掴めない。
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しじみ味噌汁 - 私よリクエスト書いていただいてありがとうございます!!最後の揃ったってとこでうるうるきちゃいました!! (2019年3月19日 19時) (レス) id: d6c76ef174 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 居なくならないって言いながら(TT)凄くうるうるです。だから、霊となってまで見守ってる感!!!凄く泣ける。更新頑張ってください! (2019年3月17日 22時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
しじみ味噌汁 - 松田さんと夢主のやりとり大好きです!....書けれたらいいんですけど....もしもの話で警察学校組が生きてた場合のお話書けますかね.... (2019年3月17日 16時) (レス) id: d6c76ef174 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - めっちゃ面白いお話ですね!これからも更新応援してます!まさかの所でコナンくんと出会うなんて、、笑。そして盗聴器、、。笑 (2019年3月11日 21時) (レス) id: 85512324d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年3月6日 23時