3.シャボンディ諸島 ページ5
Aside
無事地面に足がついたのはいいが、人攫いとかに見つかりたくないので、しばらくは獣型でいることにした。
『綺麗だなぁ…。』
地面からシャボンが出てきて、空中にフワフワと浮かんでいる姿は、どこか幻想的で美しかった。
『っと…そんなことよりも早く買い物しなきゃ。』
この島に寄った理由は、旅で必要なものを買うためだ。さっさと済ませて休みたいなーと思う。
そのためには、どこかいい感じのところに隠れて人型になりたい。まぁ、人型になっても羽は消えないが。
少し離れたところに、ほかの木よりひと回り以上太い木があった。あそこまで行けばなんとかなる。
私は、木々とシャボンの間を縫いながら飛ぶ。そして目的である木に着いた。
周りに誰もいないことを確認し、さっさと人型になる。
『ふぅ…これで一安心、と…。』
これで安全に過ごせる…というわけではないが、人攫いに注意するのはいつも通りだし、空島出身の人もいないわけではないから、大丈夫だろう。多分。
この時はまだ知る由もなかった。人攫い以外にも注意すべき人物がいたなんて…。
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
今更ですが、『』←これは夢主ちゃんの台詞です。
お気に入りありがとうございます！なんか信じられませんね…。
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香草(プロフ) - ありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2018年11月11日 19時) (
レス) id: c878d15cec (このIDを非表示/違反報告)
月光石 - おもしろいです！！！頑張ってください！！！！！！！ (2018年11月11日 19時) (レス) id: ee0a1026f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香草 | 作成日時：2018年3月16日 14時
