願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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風花「そうじゃないのよ！！」




「…え？」




どういう事？
私が颯にまとわりついているのが嫌なんじゃないの？





風花「あんた…なんにも分かってないのね」



「何がわかってないの？」






風花「…颯くんの気持ち」


「え？」






七瀬さんは私を見て嘲笑っている。
何がおかしいの





風花「かわいそー颯くん、そんなんで友達なんて言えんのかなー」



「…」






言葉を失う。
私は颯の気持ちを理解出来てないの？




風花「…んーまぁいいや私はあんたになんか教えてあげないから」




「ちょ、ちょっと！」






七瀬さんは走って行ってしまった。
どうしてよ…颯の気持ちってなんなの









「…なんなのよ」









恭介「あれ？仁科さん？」




「せ、先生…？」



恭介「どうしたのこんな遅い時間に」


「あ、今帰りますから！」







や、ヤダ！不良だとか思われるかも…！





恭介「いいよ、送ってく」


「い、いやそんなの悪いですよ」



恭介「大丈夫だから、行こうか」




先生…









「すみません…先生には迷惑ばかりかけてしまって」



恭介「気にしないで、迷惑じゃないから」





「…ありがとうございます。」









先生と帰る帰り道はとても短く心地よく感じた。

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