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「わたしね、昔・・・歌い手、やってたの。」
「え・・・？」
「二曲投稿したんだよ。一つは歌ってみた。もう一つは自作の曲。そこそこ人気があったんだけどさ。」
そういいながら、悲しそうな顔で笑った。
「二つ目の自作の曲。実はね、すっごく似てたの。」
「似てた？」
「そう。まふまふ、わかるでしょ？あの人が、前の日に出した曲に。私は、今のネットの現状をテーマにしたんだけど・・・。ネット問題、話題になっててさ。テーマがかぶっちゃったみたい。」
「そう、なんだ・・・。」
「だから、すっごく叩かれたの。最初に出した歌ってみたもそらまふを超えちゃって、アンチもできてたから、それで大炎上、っていうか。最初はむかついたよ。たかが一日で曲ができるわけない。それを何より知ってるのはまふまふさんのはずなのに。向こうも相当頭に来てたんだろうね、パクられた。ってツイートして、さらに炎上。」
酷い・・・。
「私の住所とか特定しようと特定班も動き始めたんだよね。それでかなり危ないとこまでいったの。だから、私の居場所はもうないなって感じて、活動辞めたの。行動には移さなかったけど、ほんとに気が狂いそうだった。だって、初投稿の曲がそらまふを超えたんだよ？なのにそれに嫉妬して叩いて。曲だって私は一か月かけて作ったもの。曲の作り方なんて知らずにキャーキャー騒いでるそらまふ信者のおかげで、わたしは、わたしは・・・っ！」
沙羅ちゃんの顔がゆがんだ。
悲しそうに。
「だからね、麻鈴の気持ち、少しはわかる。嫉妬、苦しみ、負の感情に負けそうになるんだよね。実際、負けたこともある。気持ちがわかるから、憎めないんだよ。」
私のちんけな嫉妬よりも、もっとずっと壮大な沙羅ちゃんの過去。
「そんなことが、あったんだ・・・。」
「本人たちも悪気があったわけじゃないと思う。まふまふさん、ずっと前から曲作ってたみたいだし、無理はないと思う。」
「でもっ、何も言わずに終わってっ、それで、それで沙羅ちゃんは満足なのっ！？」
「もちろん、今思い出したって結構むかつくことはあるけどさ、あれは過去のこと。あれは私じゃなくて、昔の私だから。リセットして、新しい人生歩んでるトコ。」
そういって、ニッと沙羅ちゃんが笑った。
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サクラパン(プロフ) - マッチャパンさん» うわわ、全然気づいてなくて申し訳ありません！受験お疲れ様です。 (2021年8月8日 0時) (
レス) id: 7a9bcca966 (このIDを非表示/違反報告)
マッチャパン - 小学生ですっ！超面白かったで〜す。受験生です。エールください！（図々しくてごめんなちゃい・・・） (2019年5月17日 16時) (レス) id: ce18ee9386 (このIDを非表示/違反報告)
サクラパン(プロフ) - わふなさん» 過去に書いたメモに似たものがあったので公開しました！よければ読んでください(ノ´∀｀*) (2019年2月10日 17時) (レス) id: 85c6b6e875 (このIDを非表示/違反報告)
サクラパン(プロフ) - 鈴華さん» ありがとー！！ (2019年2月10日 17時) (レス) id: 85c6b6e875 (このIDを非表示/違反報告)
わふな - そらまふに昔の事、言って見てほしい (2019年1月1日 2時) (レス) id: 834c36599a (このIDを非表示/違反報告)
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