潰してほしいんだ？

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なにかが可笑しい。







私の不安を察したように、









"おやおや。じゃあ、今度はお友達を見に行こうか。"









その声が聞こえた後、映像は変わって私のクラス。









何故か授業は始まっていなく、皆がドアを開けようとしていた。









うちのクラス＿＿＿＿＿＿＿＿＿というか校舎は、何故か鍵が外側についていて、外から鍵をかけられたみたい。









皆が必死になってドアを開けようとしていて、それを暗い表情をしたくろちゃんを横に立たせた麻鈴が廊下から高笑いしながら見ていた。









するとくろちゃんが言った。









「沙羅をどこにやったん？翔太も助けてくれるんやろ？言われた通り鍵は閉めたで。さっさと沙羅と翔太を解放してや！」









くろちゃんの言葉を聞いて、見えない地面にへたりこんだ。









「なにそれっ・・・！」









これやったのくろちゃんなの？









私が倒れたのは麻鈴のせいなの？









ふいに有栖ちゃんが叫んだ。









「なんてことするの！？沙羅ちゃんに何をやったの！？早く・・・やめて、よ。」









最後の方は泣いていて。









ああ、私が麻鈴に逆らわなかったら。










潰すなんて言わなければ。









そう思った。











ああ、私のせいだ。









私が、









「私がなにもしなきゃ、良かったのにっ・・・・！」









罪悪感で心がうまって。黒々としたものが渦巻いて、もういやになって。









もう嫌だって、床に崩れ落ちて、子供みたいに泣いた。

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