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「京子ちゃん…？」
「申し訳ありません！ いつまでも我らのお願いを聞いて頂いたのに……」
分からない。でも京子は謝った。焦った様子で謝った。
「本当に申し訳ありません、龍王様、その花嫁様」
「俺からも申し訳なかった」
挙げられたその単語は、その場にいた者全てに「龍王と並盛」と言う童話を思い出させた。
京子の言った事が正しいのであれば、雲雀とクロームは…？
「……どうやら君達笹川の家は、ちゃんと良識がある様だね。
良かったね、カルマリューエ」
「はい、キョーヤ」
笹川の家は、代々童話の真実を伝えられてきた。
だからこそ、カルマリューエとキョーヤの名を聞いて、彼らが龍王と元人間の花嫁だと分かる。
激しい風が起これば、雲雀とクロームの姿は変わっていた。
雲雀は背が伸び、クロームは黒髪に。
「骸様。骸様がボスの家に居候するっていうのは、私の我儘なの。
いつかすぐに会いに行ける様に」
そう発するクローム……カルマリューエの顔は、優しい笑顔を浮かべていた。
「君達と戦うのは、悪くなかったよ。
またいつか会いに行くつもりだから、その時は宜しくね」
その言葉を最後に2人は消えた。
そして並盛は災害に見舞われて、地図上の地名から消えたそうだ。
これが龍王と並盛の童話の、今では一部しか知らない、物語の終わりの話。
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怜弥(プロフ) - りんさん» 骸オチって、黒く染まった世界のこと？あれは作品になってるよ？吹奏楽のはね、月読終わったら考えてるから。大丈夫 (2016年10月10日 18時) (
レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 私、できればでいいんだけど雲雀さん女体化の骸オチと吹奏楽物の長編を作って欲しいな〜なんて‥‥‥‥。忙しかったり他の作品に力を入れたかったら全然いいから。本当に出来たらお願い！(｡-人-｡)！ (2016年10月10日 18時) (レス) id: f242e15022 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - 高羽涙さん» 天啓？ 何故に。今からもう1個投稿しようと思ってたんだけど。 (2016年6月30日 20時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
高羽涙(プロフ) - 怜弥さん» むむ。じゃあ、天啓が降ってきたら書いてよ。 (2016年6月30日 18時) (レス) id: 2e3e35766e (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - 高羽涙さん» そう言われると困る……。 (2016年6月30日 18時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヘ音記号
| 作成日時：2016年5月18日 20時
