43話 ページ43
「わ、悪かった。俺たちが悪かった」
「……そんなので済むのなら、法律なんて要らないさ」
Aは今、暗殺者として任務に望んでいた。
暗殺者と言っても、政府には言ってないので独自の任務だが。
「ほ、本当に済まなかった。これからは人体実験もしない」
「俺たちがしていたのは、反物質の生成とかについてだ」
最近聞き覚えのあるものだった。
確かあれは、一度日本でも内密に行われていた物だったはず。
まさかここまで伝わってきているとは。
「見逃してくれ、本当に済まなかった」
少し怪しむような目線を男たちに向ける。
Aは渋々手に持っていたナイフを下ろした。
その瞬間、顔を伏せていた男の顔が歪んだ。
「今だ!」
「っ、しまった……!」
幾らAとはいえこれだけの人数を振り払える気がしない。
左手首に違和感を感じながら、Aの意識は落ちていった。
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怜弥(プロフ) - 無月さん» ありがとうございます。今日帰って来たら続編作ります。 (2016年3月16日 6時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
無月(プロフ) - 怜弥さん» わぉ…転性者が2人も……しかも、かなりきにはなる所で続編とか……流石、怜弥さん。話に引き付けるのがうまい!!そして、速く続きが読みたい!!(( (2016年3月15日 23時) (レス) id: 889eb89464 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - misaki☆さん» いや、記憶力は私も悪いです。シリーズ作になると初めの方全く覚えてないですからwww (2016年3月15日 6時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
misaki☆ - そうだったんですか!?わざわざありがとうございます!!記憶力悪くてそういうのよく忘れちゃうんです (2016年3月15日 6時) (レス) id: b7eafabc74 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - misaki☆さん» あ、コメント欄を久しぶりに見返してみましたが、2回目のようですよ(*^^*) (2016年3月13日 17時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2016年2月27日 13時