33話 ページ33
「やっぱり……!」
Aは窓から直ぐに駆けて行った。
そしてやはり同時に、烏間もくる。
「神崎、前原。大丈夫かい、取り敢えずここで手当てするよ」
2人に素早い手当てをしていくA。
気付かれぬように雲の炎も混ぜているので、回復は早いだろう。
鷹岡の狂気にも似た執念に、思わず目を細めた。
「八雲、お前もそう思わないか?」
鷹岡がAの方向を向いた瞬間、鷹岡は吹き飛ばされた。
余りにも一瞬の事で油断していた中での出来事だった。
Aが一体何者か、防衛省では知られていると言うのに。
「それに僕が、頷くとでも?」
その目は恐ろしい程冷酷であった。
これには教師陣も、生徒も、固まってしまった。
「僕は僕が正しいと思った事にしか従わない。今回は生徒を守るタコの正義に従ったまでだ」
それは、彼が初代最強の雲の守護者と謳われる所以でもあった。
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怜弥(プロフ) - 無月さん» ありがとうございます。今日帰って来たら続編作ります。 (2016年3月16日 6時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
無月(プロフ) - 怜弥さん» わぉ…転性者が2人も……しかも、かなりきにはなる所で続編とか……流石、怜弥さん。話に引き付けるのがうまい!!そして、速く続きが読みたい!!(( (2016年3月15日 23時) (レス) id: 889eb89464 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - misaki☆さん» いや、記憶力は私も悪いです。シリーズ作になると初めの方全く覚えてないですからwww (2016年3月15日 6時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
misaki☆ - そうだったんですか!?わざわざありがとうございます!!記憶力悪くてそういうのよく忘れちゃうんです (2016年3月15日 6時) (レス) id: b7eafabc74 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - misaki☆さん» あ、コメント欄を久しぶりに見返してみましたが、2回目のようですよ(*^^*) (2016年3月13日 17時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2016年2月27日 13時