16話 ページ16
「……か、可愛い」
修学旅行最終日、朝。
生徒達は、先生達の部屋に訪れていた。
其処に寝ていたのは、A。
目を輝かせる生徒と殺せんせーに呆れた目線を向けるのは、烏間だ。
布団を鼻あたりまで被っているAは、何処か可愛く見える。
Aは爆睡型なのか、気付いていないようだ。
「A先生、A先生。朝ですから起きて下さい」
殺せんせーがAを揺らす。
しかしAは、全く起きない。
今度は触手でペチペチと叩く。
「……自由人」
それは、イタリア語。
わかったのは、殺せんせーのみ。
まるで本場の発音で、殺せんせーは驚いた。
「にゃおー」
「ん……ラウ?」
起きたらしいAの意識が覚醒しない内に、生徒は外へ出る。
殺せんせーは何かを感じたのか、少し考え込んだ。
これがAの秘密を解く、1つの鍵だ。
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怜弥(プロフ) - 無月さん» ありがとうございます。今日帰って来たら続編作ります。 (2016年3月16日 6時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
無月(プロフ) - 怜弥さん» わぉ…転性者が2人も……しかも、かなりきにはなる所で続編とか……流石、怜弥さん。話に引き付けるのがうまい!!そして、速く続きが読みたい!!(( (2016年3月15日 23時) (レス) id: 889eb89464 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - misaki☆さん» いや、記憶力は私も悪いです。シリーズ作になると初めの方全く覚えてないですからwww (2016年3月15日 6時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
misaki☆ - そうだったんですか!?わざわざありがとうございます!!記憶力悪くてそういうのよく忘れちゃうんです (2016年3月15日 6時) (レス) id: b7eafabc74 (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - misaki☆さん» あ、コメント欄を久しぶりに見返してみましたが、2回目のようですよ(*^^*) (2016年3月13日 17時) (レス) id: b52ead1178 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2016年2月27日 13時