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そんな前世の記憶を取り戻して、囲碁をやらないと言える訳がない。
雲雀家が教養も良い名家であった為、前世のような失態は起こさない。
だから二面性を使い分け、恐怖の風紀委員長と、囲碁好きな少年を保っているのである。
それはネット碁を佐為の代わりに打った時のような感覚で、面白かった。
まぁ、今世はマフィアに巻き込まれて、囲碁をやる時間など少なくなるだろうが。
「恭弥君は強いねぇ。惜しい人材だよ」
「恐れ入ります。では、検討しましょうか」
本因坊のタイトルホルダーでもあった雲雀だ。負けるはずもない。
何より前世での経験が、雲雀を更に強くした。
だから、誰であろうと雲雀は負けない。
神の一手を求め続けた幽霊が、雲雀の才能を惜しげも無く解放したのだ。
「な、何故だ……。何故私が！？」
「で、如何する？ ……検討する？」
10年後。雲雀はマフィア達が集まるパーティーで、囲碁をしていた。
何故囲碁をしているかというと、相手がパーティーで騒ぎ出し、囲碁で勝てれば大人しく帰ると言ったからだ。
だが生憎囲碁なんてイタリアンマフィア達が出来るはずもないし、日本人である綱吉達も囲碁などやった事がない。
強いらしき相手と戦おうとする囲碁経験者も居なく、このまま相手の言いなりになろうとした＿＿
その時だった。
「……僕が相手してあげる」
雲雀が名乗り出た。
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怜弥(プロフ) - イロさん» おっけ。パスワード外れる日待ってるね (2017年1月4日 11時) (
レス) id: 8adddb581d (このIDを非表示/違反報告)
イロ(プロフ) - まだパスワードでガードしてるけど、http://uranai.nosv.org/u.php/novel/iro020/ その教師、元暗殺者 です！ (2017年1月4日 8時) (レス) id: 07289e800c (このIDを非表示/違反報告)
怜弥(プロフ) - イロさん» オッケー。出来たら知らせてくれると嬉しい (2017年1月2日 17時) (レス) id: 8adddb581d (このIDを非表示/違反報告)
イロ(プロフ) - その教師、元暗殺者 のネタ借りるよー (2017年1月2日 17時) (レス) id: 07289e800c (このIDを非表示/違反報告)
お月さん - ありがとうございます。 (2016年10月6日 21時) (レス) id: 1a3bd3e473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヘ音記号
| 作成日時：2016年7月2日 14時
