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泣き顔と後悔 ページ50

「はっ?」

玄関に入った瞬間雄叫びのよう叫び声が聞こえ、慌てて声のする和室へ駆け込んだ




『あっ……り…倫太郎……うっ…うわーーん』

部屋に入るとAが青い顔でぐったりと座り込んでいて俺の姿を見るなり大号泣した


「おい、落ち着け大丈夫だから!なにがあったんだよ?!」



『せっ洗濯物入れようとしたら人が…人がっ!!そこに!窓た…叩かれて…』


「はっ!?」



俺は窓を開けようと窓の鍵に手をかけた


『いやー!!開けないでーーー!!!』



「ごめん!大丈夫だから!落ち着けって!!」

俺は泣いて震えるAを抱きしめた



『こわい…こわいー!!!』



___

「A、もういないと思うから、窓開けるぞ?向こう行っとけよ」




『…うん』




「やっぱりもういない。あのさ、これ洗濯物ないのないか?」

リビングのソファーで小さくなって座るAに取り込んだ洗濯物を置いた




『…ない。体操服がない!!制服のシャツもない…』



「はー、まじで。とりあえず警察。おばさんももうすぐ帰るだろ。あのさ…下着、下着は取られてないわけ?」




『あ、下着は室内干ししろって言われてたから』




「正解だったな」




『うん、倫太郎ありがとう。倫太郎が帰ってきてくれなかったら私…』




「いや、遅かっただろ俺。間に合わなくてごめんな」

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りんご飴(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(*´∇`*)頑張ります! (2021年5月2日 17時) (レス) id: 5521fed093 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - めちゃくちゃ面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください!! (2021年5月1日 7時) (レス) id: 35d67c4aba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さくら | 作成日時:2021年4月28日 14時

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