残る香りと感触 ページ39
吉「角名、宮おるかー?
女子が廊下におったんや、お前らんとこ連れ込んどらんやろうな」
「はぁ?俺らもう寝るとこですもん。あ、角名もう寝ました」
吉「ほんまやな角名のやつスナスナ。スヤスヤやんか〜」
「…ええから、はよチェックしてくださいよ」
吉「一応、トイレとか見せてもらうぞ〜」
___
吉「よし!いきなりすまんかったな!明日も朝早いからはよ寝ろよ〜」
「はい、おやすみなさい」
__パタン
「……なぁ、角名そろそろええやろ?吉田先生行ったで!__角名!!いい加減にせい!!」
ガバ!!
「気持ちわかるけど角名!離れろ!俺もいるんや、この部屋!!
福山さん……嘘やろ…この状況でそんな……有り得へんやろ……」
『クカーーー……』
Aは俺の腕の中でよだれを垂らして寝ていた…
「寝るなんて有り得んやろーー!!!」
「だからこの女はアホだっていっただろ。おい!起きろ!A!」
『んーー…んんんん!!』
「体こするなバカ女……起きろー!!」
起きたくないのか思いっきり俺に抱きついて体を擦り付けるAにデコピンをお見舞いした
『いたーー!?!』
「ほんまに同情すんで倫太郎君……」
___
『いや〜ごめんなさいね。今日はたくさん歩いたからさ〜つい寝ちゃって。ははは!じゃ!高速で帰るわ!おやすみ!』
「嵐のような女やな…福山さんあれはなんなん?男慣れしとる?」
「いや、俺の事を兄貴かなんかだと思ってるらしい」
「辛っ!!」
「しかもあいつ女子部屋で気抜けてんだろうな。風呂上がりで多分、上、下着つけてなかった」
「えっ!はよ教えてや!もっとよく見ればよかった!」
「あ?」
「いや…ははは」
Aがベッドに残したシャンプーの匂いと抱きしめた感触を思い出してしまい
俺は中々眠れなかった
222人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんご飴(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(*´∇`*)頑張ります! (2021年5月2日 17時) (レス) id: 5521fed093 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - めちゃくちゃ面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください!! (2021年5月1日 7時) (レス) id: 35d67c4aba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2021年4月28日 14時