腹 ページ16
あっ…やばっ…つい
唇を離して我に帰った
こんなんバレたら殺されるな…
『んんんっ、はぁ…はぁ…』
「おーーい！ほら、水、水飲めよ」
Aの頬を軽く叩く
微かに目を開けたのでストローを口にさせた
よかった。飲んだな
＿＿＿
風が気持ちいい
あれ…あれ！？
目を開けると倫太郎が無表情でうちわで私に風を送っていた
『えっ…えぇぇ！？私お風呂入ってたよね！？』
ソファから起き上がった
『は！？』
起き上がった拍子にかけてあったバスタオルが床に落ちて、自分の姿を確認した
『ぎゃぁぁぁ！！？な…なにしてくれてんのよ！？』
慌ててタオルを胸に当て
目の前の倫太郎に拳を振りかざすと華麗に避けられた
「倒れてたんだよ」
『……うそ…』
「２時間も風呂から上がらないからノックしたら半裸で倒れてたんですけど。そのまま捨てとけば良かった？」
確かに…お風呂の中で寝ちゃって、起きたらフラフラして…
『…みた？いや、今も見たよね？』
「いや、残念ながら大事なとこは隠して倒れたね」
『でも上なんて下着なんだけど！？』
「なにも着てないよりマシだったんじゃない？」
『そうか…いや、そうじゃない！！』
「まぁ、腹はたしかに触りご心地よさそうだよな。
あっ、ごめん」
『やっぱり？そうだよね…わたしバトン部なのにだよ？なんで…』
「とにかくもっと水飲んで、早く寝なよ。バカなダイエットはやめな」
そう言うと倫太郎は私の頭にポンと手を乗せた
「ところで早く服着れば？これじゃないの？着るはずだったやつ」
倫太郎が差し出すTシャツを奪い取り高速で着た
あ…そうだ…この人の腹って…
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りんご飴(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(*´∇｀*)頑張ります！ (2021年5月2日 17時) (
レス) id: 5521fed093 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしています！頑張ってください！！ (2021年5月1日 7時) (レス) id: 35d67c4aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2021年4月28日 14時
