身代わりの彼女【木兎 光太郎】

自信喪失 ページ8

赤「木兎さん…こんなとこにプレゼント用のハンカチはないですよ」



「えええ！？ここなんでも売ってるぞ！？」



「はぁー…ここスーパーです。俺てっきり、いつもの部活の後のおやつかと思ってました」



白「なになに〜？木兎と赤葦も食料調達？」



雀田「あんた買いすぎだよ！雪絵！」




「おおー！！二人とも良いところに来た！なぁ、雪っぺ！雀田！女用のハンカチってどこに売ってるんだ！？」



白「え？なんで木兎そんなのが必要なわけ〜？怪し〜」



赤「いろいろあって、有栖さんにプレゼントするらしいんですよ」




白「はぁ〜？あんたほんとにAのこと好きなの？」




雀「私、周りに影響されてキャーキャー言ってるだけだと思ってたわ(笑)Aか…まぁ…頑張りなよ」



「赤葦！！バレたじゃねーか！！」




赤「いや、ほぼ部員全員にバレてましたから。本気と思ってる人いませんでしたけどね」



白「は〜なるほどね〜
だからあんなに木兎、朝もおかしかったのか〜

＿＿えっ？２年も片思いしてたの？
私、Aと仲良いけどさ〜
なんであんたあんなハードル高いの狙うの〜？
ほんとにモテるから難しいよ〜

彼氏は今はいないけど元彼はあんたと真逆のタイプの金田君だし…
この間なんて学年1のイケメンの如月君に告られたけど落ちないんだよ〜
それなのに、木兎のことなんか…」



「……白福先輩、明日まで響くので…それくらいにしてください。」




雀「は！！石になってる！赤葦あれ！移動させて！」




「ママーこの人なんでこんなとこに座ってるの？」

「しっ！見たらダメよ」




赤『木兎さん！！カートの前に座り込むのはやめてください！！」

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