身代わりの彼女【木兎 光太郎】

信じているのは？ ページ50

「…なぁ、二人でなにしてんだ？」



『光太郎君…』



金「木兎…」




光太郎君の腕には結衣ちゃんがニヤニヤと絡みついていた。



「なんで金田と一緒で…なんで抱き合ってんだ？！なんで泣いてんだ！！」



光太郎君は掴みかかりそうな勢いで金田君に迫った




金「おい！有栖！待て！」




『誰も来ないで！！』

家に帰っても涙は止まらなかった



＿＿ピンポーン


このチャイムが誰かなんて分かってる。このままじゃいけないことも


『はい』



「…俺だけど」


『うん、ちょっと待って』

玄関を開けると気まずそうな顔で光太郎君が立っていた



「…さっき、俺金田といるなんて思わなくてびっくりしてさ」


『金田君にはたまたま会ったんだよ』



「体育館では？」



『えっ…見てたの…あれは好きだって言われて』



「やっぱりな！知ってたけど」



『光太郎君こそ今日、私との約束は断ったのになんで結衣ちゃんといたの？』



「はっ？断ったのAだろ？結衣が有栖先輩からの伝言ですって教えてくれたから
俺、それで金田と会ってたから…頭にきて」


『結衣ちゃんに私そんなこと言ってないよ！ずっと待ってたのに！』



「結衣が嘘ついてるっていうのか！？俺何年もあいつと幼馴染なんだぞそんなことしねーぞ？」




『はっ……？』



あっそうか…そうだよね

＿＿＿


『じゃあ、じゃぁ…っ…もうダメじゃん。私…』
そう言って、俺を見て涙を流し微笑むA




「はっ？！えっ？俺意味が…」




『別れよう』




〜続編へと続きます〜…多分

頑張れるかなー(*_*)

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