身代わりの彼女【木兎 光太郎】

だってなくしちゃった… ページ5

葉「なくすとかアホか！！洗って返せばよかったじゃねーか！！そしたららもっと広がったかもしれねーのに」



「だって！なくしたんだもん！！
有栖さん1、２年も同じクラスになれなくて…
話しかけたくても緊張して…
やっと３年で同じクラスになれたのにー！！絶対に…嫌われた！！」



小「有栖さんて、かわいいし、性格も良いし…だれにでも分け隔てないし、友達も多いし悪いとこ無いよな…まさか木兎が本気だったとはな〜」



葉「木兎、お前…何にも考えずに話しかけに行きそうなのに、以外にシャイなんだな(笑)」



「ううるさい〜！！とにかく俺はやっと３年で同じクラスになり…この一年にかけていたのに…なのに…身代わりをさせてしまっ…た…」

気分が悪くなり、赤葦の肩に倒れこんだ



「木兎さん！！気をしっかり！！」



〜しょぼくれモード〜



小「でも一途なのか？木兎、お前２年の時彼女いなかった？」



赤「あ、あれですね。木兎さんがノリで付き合った彼女。全然面白くないって一週間で振られてましたね」



「だって有栖さんも彼氏ができて…なんか男子弓道部の部長とかいう…
俺、ヤケになっちゃって！！
もういい加減諦めなきゃなのかなって！！丁度告白されたし…でもやっぱ有栖さんしか考えられないんだよぉぉおお！！」




赤「……木兎さん、新しいハンカチをプレゼントすればよかったじゃないですか」

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