三角な関係【及川徹】【岩泉一】 (ページ29)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:49,588 hit

もしかして…もしかしてページ29

岩「おい！A！バテるの早すぎんだろ！」

『はぁ…はぁ…当たり前じゃん…体育教師より熱血てどういうことよ…』

体育はクラスマッチの練習で、隣のコートには1組のAちゃんと岩ちゃんのチームが見えた

松「こわ〜及川、見ろよ岩泉のクラス。マジモードで指導してんぞ岩泉(笑)」

「…Aちゃんもバレーか」

松「あーなんか青葉さんバレー部だったらしいな。花巻が言ってたけど中学の時、結構すごかったらしいな〜」

「そうなの！？バレーしてたとは言ってたけど！」

松「え？知らなかったのかよ。岩泉も知ってたのに」

「……岩ちゃんも…」

そういえば、いつも俺ばっかり知ってほしくて俺ばっかり話してるから…Aちゃんのことはよく知らない

松「あ、青葉さん打つぞ岩泉がセッターなんだな」

「ふん！！俺の方が良いボールあげるのに！！」

岩「A！！」

『はい！！鬼コーチ！』

＿＿＿バシーーン

岩「うし！ナイスキー」

『えへへへ！ねぇ、岩ちゃんも最後打ってよ』

　

岩「俺？」

『トスあげるからさー見たいよ！』

＿＿＿『はい！岩ちゃん！』

岩「うらっ！！！」

『ぎゃ！！こわっ！！』

岩「青葉…トス短い！！あ、チャイム鳴る！片付けるぞ！」

『すんません！！！私ネット片付けます！』

岩「いや…お前はネットに触んな…まとめんの下手すぎんだろ…
意外に不器用だもんな…でもバレー部だったよな」

『うっ！はい…』

松「ぶははは！今の聞いたかよ！この間、ネット片付けたの青葉さんかよ(笑)絡まりすぎててびっくりしたわ…岩泉が黙々と解いてたな(笑)」

「……そうなんだ」