順調 ページ34
『じゃぁ、いってらっしゃい！！』
「あぁ、いってきます」
日中は大学生活中心、夜は飛雄君がほぼこちらに帰ってくるため夕飯を準備して、遅めの夕飯を一緒に食べる。そんな生活が続いていた
『幸せだな…あっ！！授業遅刻しちゃう！』
大学では周りはみな就職活動に必死だった
私は……
＿＿＿
「あの、城王Aさんですよね？」
講義のあとキャンパスを歩くと後ろから私を呼ぶ男性の声がした
『えっと…あの…？』
ファン？？いや、学生…？
それにしては身なりがきちんとしていて背が高く、黒縁の眼鏡がよく似合う自分と同じ年くらいの男の人が立っていた
「申し遅れました。私、音波出版の赤葦と言います。突然すみません。城王さん、単刀直入に言うと城王さんに絵本を描いて欲しいんです。」
『え…絵本ですか！？私に？！』
赤「はい、もちろん事務所を通してお話しもさせてもらっていたんですがお断りされていて…その様子だと知らなかったんですね？
今日は直接お願いに参りました」
『知りませんでした…でも、私なんかが…本は好きですけど…絵本ですか…』
赤「以前、雑誌でコラムを絵付きで描かれていたでしょう？あれが社内で大変評判がよくて是非お願いしたいんですが…もちろん、よく考えられてからでも」
『や…やります！！やらせてください！』
赤葦さんに食いつくと大きな二重の切れ長の目を見開き口角をすこしあげた
赤「では、このあとお時間ありますか？」
『あっ…
今日は飛雄君早く帰る日だったっけ？
連絡しないと…
赤「あっ、ご主人？…影山にはこちらから連絡するんで。奥さんかりますって」
ニコニコしながら赤葦さんは携帯を取り出した
『え！？お知り合いなんですか？！』
赤「はい、僕も高校の時に一緒にバレーしてたんですよ。同じセッターで」
『えぇぇ？！！』
＿＿＿ピリピリ
本田さんAちゃん。久しぶり。ドラマのことで話がしたい。事務所に来てくれ
……私だって話があるわよ
事務所が話さなかったのは私を道から外さないため
そんなのはお見通しだった
赤「城王さん？行きましょうか」
『あ、すみません！よろしくお願いします！』
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りんご飴(プロフ) - 雪乃さん» ありがとうございます(^^)久々に更新しました。よろしくお願いします！ (2021年8月7日 9時) (
レス) id: 933479f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - もうほんっと好きですこの作品めっちゃくちゃ応援してます。頑張ってください (2021年8月4日 19時) (レス) id: c579d00236 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - りんご飴さん» いえいえ！大丈夫ですよ！私はもう、亀より遅い更新してますから← もうすぐぅぅ終わっちゃうならまた最初から読みます！！！完結するまでガンバレです！ (2021年7月27日 21時) (レス) id: 86830cf76c (このIDを非表示/違反報告)
りんご飴(プロフ) - アオさん» 更新ノロノロですみません！！ありがとうございます！！もうすぐ終わります(^^) (2021年7月27日 21時) (レス) id: 933479f2b7 (このIDを非表示/違反報告)
アオ(プロフ) - ……本田さぁぁぁん…私の夢主ちゃんに手出さないでくださいよぉぉぉ←お前のじゃねぇよ 作者さん！好きです！更新ガンバレです！ (2021年7月25日 21時) (レス) id: 86830cf76c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご飴 | 作成日時：2021年5月30日 8時
