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...我々高、ってここか。
これまたでっかい学校〜。流石マンモス校なだけある。
ここに転入するとか緊張するわ。
姉さんと来たらよかったかも。姉さんのがフレンドリーやし。
おとなしく門を潜り、職員室を探そうと辺りを見渡す。
「お？あんさんが憑神サン〜？」
『え、はい...えっと』
「担任の安達っちゅーもんですぅ！よろしゅーな！」
よろしく。と手を出された為手を取る。
...安達先生、ね。覚えた。
案内するからついてきて、と言われ大人しくついていく。
...あ。伊織も来たっぽいね。抜け出せたんだ。
連絡来てた。
「ほなここで待っててや！合図したら入ってきてな」
『はーい』
数分して、転入生やで。
ン、ほな入ってきてええよ〜と少し気怠い声が聞こえる
ガラリ、と扉を開けて一歩踏み出した。
転入生の憑神サンでーす！とにこにこと紹介される。
一応僕もしておこう。
『...憑神尊です。性別はお好きに解釈どうぞ』
「みんな仲良くしてな〜！憑神サンの席は...」
「俺の横です。」
軽く手をあげてくれる男子生徒。
薄い茶色の髪に紫色のキラキラした瞳。
何処か気怠げさを感じる。顔は...整ってる。
イケメンってやつね。
『ありがと。』
syp「いえ。あ、俺は
『ン、僕はさっきの通り憑神尊。よろしく』
互いに軽く挨拶を交わした後紫雲くんは机に突っ伏した。
紫雲くんの隣の席の...水色髪の男の子
彼がブランケットをかけてやる。起こさないんだ
何か事情でもあるんでしょ。そう思って僕はスルー。
「...憑神さん、」
『あ、はい？』
cn「...俺、
『えっと、橙ノ木サン。ね』
cn「あの、しょっぴ...紫雲の事、起こさんでください、」
『ン。了解』
しょっぴ、ね。紫雲くんの渾名かな。
やっぱみんな何かしらあんだね。
大変だなぁ。
◾
続く
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作者名：津 | 作成日時：2023年5月25日 9時
